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【シングル】どくみがマタドガス【育成論】

・はじめに

マタドガスといえば特性とタイプ、鬼火持ちという要素が噛み合った、物理を受けたくて仕方ないようなポケモンです。

 

しかし物理相手に圧倒的な詰ませ性能を持つ反面、特防の低さや炎ポケに鬼火が当たらないことから、特殊ポケや炎ポケに起点にされやすいのが欠点です。

そこで今回は、長所である物理受け性能を少し落とした代わりに欠点を補った型を紹介しようと思います。

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 持ち物:くろいヘドロ
性格:ずぶとい
努力値:164-0-252-0-0-92
実数値:161-85-189-105-90-91
技構成:毒々 守る 身代り 放射or文字
調整の意図:H16n+1 ヘドロ込みで200ガブリアスの逆鱗2耐え なるべくテッカグヤに先制したいので残りSへ

備考:放射だとドリュウズ乱2 文字だと確2

 

・考察

マタドガスが持っている、「鬼火、放射、いたみわけ」辺りの技を搭載するイメージから、サイクルにおいて役割対象外に負荷をかけるのは苦手なのがマタドガスの弱点だったが、どくまもみが戦法はそこを覆している。有利対面で流す際にどくどく、1サイクルしたあとはみがわりと入る事でまもみがハメでサイクル戦が有利に進む。また、流した際に積み技持ちが出て来た場合積み技読みでみがわりすることも可能。1サイクル目からハメ開始となり、かなり有利になる。

 

・他のどくまもみが型との違い

 どくまもみが戦法を取るポケモンといえば、メジャーなところだとギルガルドヒードランクレッフィなどが居る。鋼タイプ持ちが多い印象だろう。

鋼タイプに寄るのはなぜか、それはみがわりが残しやすいからだろう。また、毒が通らない鋼への有効打を持っているポケモンが多い。

それに対してマタドガスは鋼タイプでこそないが、「みがわりが残しやすい」「放射持ちなので鋼への有効打がある」と、素質はある事がわかった。では、マタドガスの強みはどこだろう。

 

マタドガスの強みは「読まれない」「地面ポケに有利」という二点である。読まれないので安易な積み技を誘いやすく、サイクルを回さずともみがわりを残せる。また、メジャーなどくまもみが型のポケモンは大抵地面弱点であるが、マタドガスは地面無効勢である。初手に出やすいステロ地面枠に対して出し勝ちが出来るので、先発から相手をかき乱しやすい。

あと、残飯枠を取らないのも他のどくまもみが型にはない利点かも?

 

・従来の鬼火マタドガスに劣る点

鬼火による対物理の詰ませ性能を切ったため、一部役割対象から外れる相手がいる。例えばガルーラ、ベトベトンなど。特にどくどく無効勢で炎弱点でない相手は苦手なので、一部毒タイプに非常に弱くなる(物理アタッカーの毒タイプはほぼ居ないのであまり問題がない)。ウツロイドドヒドイデなどは繰り出されるだけでサイクルが不利になるので、入っているパーティには極力選出したくない。はなから選出しないか、釣り交換で対面させないよう心掛けたい。

 

・ハメる時の予備知識

みがまものHP管理を数ターン先のHPまで読むのは大変なので、頻出局面についていくつかの事実を纏めておく。

①交換読みどくどくを成功、次ターン積み技読みでみがわりを選択するが攻撃され、後攻みがわりからまもみが開始の場合

●攻撃されたダメージが80以下ならばみがわりを残して突破可能。

●攻撃されたダメージが81以上120以下かつ放射で相手のHPの1/16以上削れる場合、みがわりを残せないが突破可能。

 

②対面からどくどくスタート、次ターンまもる、その次ターンに後攻でみがわりからまもみが開始の場合

●攻撃されたダメージが65以下の場合、2ターン目に守らずに進行可能で、最終的にはみがわりを残せないが突破可能。

●意地ガブの逆鱗以下の火力指数の場合、どくまも放射まもで突破可能ならば突破可能。(放射で6/16以上入る場合)

 

 

(書いてて思ったけどほぼ自分用のメモだなこれ……)

 

 

・さいごに

毒統一用に考えた型なので普通のパーティに適応する保証はない。

 

毒撒いたあとみがわりを押して積み技を撃たれた時がめちゃくちゃ気持ちいいので、気持ち良くなりたい人は一度使ってみてね。

 

【シングル】84ドヒドイデ【育成論】

・はじめに

S2レートで毒統一で大活躍してくれたドヒドイデの紹介です。

一般にドヒドイデといえばカプ・ブルルとの並びで使われるどくびし搭載のものや、受けループに入っているものを想像する方が多いと思いますが、今回紹介するドヒドイデは低火力のイメージの穴を突いた「奇襲性」の高いドヒドイデです。

 

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持ち物:コオリZ
性格:ずぶとい
努力値:252-0-172-84-0-0
実数値:157-61-213-84-162-55
技構成:熱湯 冷ビ 黒い霧 自己再生
特性:再生力
調整の意図:陽気カイリューのA↑2地震確定耐え Z冷ビでH244D4メガボーマンダ確1 ひかえめウルガモスの1舞Z暴風確定耐え

 

解説

HBベースから少しCに割き、氷4倍勢に対して信頼できる火力を確保した。Cの努力値と実数値がともに84という偶然を見て、このドヒドイデ84ドヒドイデと命名。(みんながこの呼称を使ってくれると嬉しいなって……)

本来の役割対象であるバシャなどへ、汎用性を損なわないようそちらへの性能も温存した欲張りな型。ドヒドイデの低火力を想定して4倍勢がホイホイ出てくるので、交換読みで冷ビZを撃ったり、飛んでくる地震を耐えつつ撃ったりが可能。

仮にマンダの地震を耐えて冷ビZでマンダを突破したとする。この時ドヒドイデの残HPは4~5割なので、例えばバシャなどへはまだ役割遂行が可能なHPが残っている。心許ない場合は再生力で役割復活も。"役割破壊したせいで役割放棄"という役割破壊のジレンマに陥らないのがこの型の強みといえるだろう。

 

冷ビZだけでなく黒い霧にもZが乗せられるが、これは例えばミミッキュ相手などで役に立つ。

ミミッキュにこのドヒドイデを後出し、剣舞されたターンからZシャドクロ→Z黒い霧→剣舞→熱湯→シャドクロで受けきれる。舞Zシャドクロが8割、舞シャドクロが4割程度なので、再生と黒い霧の合間に熱湯の試行回数を稼げる。

ミミッキュでギリギリなので、ガルドの舞Zシャドクロは受からない。が、対面からなら対物理ガルドも分があるだろう。舞Zシャドクロ持ちは九分九厘キンシを切っているので、仮にドヒドイデが落ちても裏で対処しやすい。特殊ガルド相手でも最遅ガルドの下を取っていることに注意すればある程度の分のある勝負ができる。

ウルガモスにタイプ的に有利な点もあり、ウルガモスへ後出しから黒い霧Zとする事でやはり起点を阻止できる。1舞後はZ暴風まで確定で耐える(最高156ダメージなのでギリギリ)ので、破壊光線にZが乗ってたりサイキネを積まれてたりしない限り一発は耐える。

 

 

・さいごに

ルルドヒドイデのテンプレ構成である、「熱湯、どくびし、黒い霧、再生」から分かるように、どくどくが無くても仕事は出来、持ち物もヘドロやゴツメなど選択肢があるようなのでこの型でも強いのではないか、と考えて84ドヒドイデは生まれました。見れる相手と見れない相手が違うので、パーティに合わせてどういったドヒドイデが合うのか考えて選びたいですね。

この記事はドヒドイデの新しい可能性を示唆するもので、この型が従来のテンプレドヒドイデに勝る点ばかりではない事も重要です。あくまで1選択肢として、ドヒドイデを採用する際に思い出して頂けたらなあと思います。

 質問などありましたら気軽にどうぞ。 

 

 

 

 

【シングルS2】対面操作毒統一【最高2086,最終2011】

・はじめに

毒統一でレート2000を達成しました。

ORASの頃は届かぬ夢だったものが叶ってしまい、達成時は23時にもかかわらず大声で叫び家族に怒られました。

※追記

シーズン終了とともに記事のタイトルに最高レート、最終レートを記載しました。

最高で2086まで二度行けましたが、どちらも2100リーチを阻止され、負け続けたあと2000を切り、1勝して2000台に戻って2011で最終としました。

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・今作における毒統一の位置付け

 

テテフとガブが使用率上位2匹って毒タイプ殺す気マンマン構築ですよ!?!?

 

PGLの使用率ランキングが公開され、使用率トップ達を見るとほぼ全員が毒タイプに強い奴らだった…それもそのはず、奴らの汎用性は軽く大半の毒タイプに有利を取ってくるのである。逆境にも程がある。

とまあ、これはタテマエで、実際のところ毒統一は前作のようなガルアローに一方的に殺戮されるゲームから解放され、確実に強化されたといえるだろう。

ただし、「このフェアリー環境、やりやすいでしょう」なんて統一の外から言われる事が多いがこれは誤りで、強いフェアリーが増えると、統一のメリットである「有利タイプは選出段階で切れる」という点が消え、普通にフェアリーが出てくるので全然嬉しくない。毒技切りたいのに切れないから技枠が足りない。フェアリータイプのポケモンをご愛用の皆さんは是非とも毒統一にフェアリータイプを選出しないでください。ブルルとか、出されたらめちゃ重いですよ…

 

・構築の経緯

今回の構築のスタートはゴルバット+ゲンガーという「後攻とんぼ+影踏み」のコンボからスタートしました。共通弱点がエスパーのみなので、ゴルバットが誘う相手をゲンガーでキャッチすると有利対面となりやすい性質を利用した強力なコンボです。

さて、この2匹で厳しいのがゲンガー対面でS上昇の積み技を打ってくる奴らやタイプ的に受けが成立しない奴らなので、バシャやガモスなどへの相性も加味して黒い霧ドヒドイデを採用。さらに安定の襷ニドキングとエスパー一貫が切れてテテフに強いアローラベトベトンを採用し、ラス1枠で物理エースとしてペンドラーを採用となりました。が、後々ペンドラーの刺さりが悪く感じたのでウツロイドに変更。現在の構築に至ります。

統一にしてはサイクル戦が比較的出来るので使っていて非常に楽しいです。

 

当記事を書き始めたのが1800到達時でして、その後追記やパーティ変更などを書き足し書き足しと九龍城の如き記事になっていますので、長ったらしい上に文の齟齬などあるかもしれませんがご理解下さい…

 

 

・パーティ紹介

 

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ゲンガー@ゲンガナイト

性格:臆病

努力値:0-0-4-252-0-252

実数値(メガ前):135-63-81-182-95-178

実数値(メガ後):135-63-101-222-115-200

技構成:催眠術 祟り目 気合玉 こごかぜ

特性:呪われボディ→かげふみ

調整の意図:ぶっぱ

 

考察

元々はコケコの珠10万耐えまで耐久に振っていたが、珠コケコの個体数が少なくデンキZが1位と見て同速対決をするのが不利だと判明したのでCSに。コケコ対面はニドキングウツロイドに引けばなんとかなる。コケコ以外でCSにしたデメリットはガブの逆鱗の乱数がズレた事くらいだろうか。これも食らわない立ち回りでケアすれば問題ない。

催眠祟り目はパーティ単位で重いテッカグヤフシギバナの処理を目的としている。また、基本裏に控えさせておいて先発のニドキングが読みを外したりなど事故を起こしたら催眠運ゲーで事故を返すことも。この手の事故は大抵相手のヤンキープレイが原因なので、それ相応の代償を払っていただく。

今作のフェアリー増加に伴いヘド爆の需要も上がったが、ミミッキュはヘド爆等倍、コケコは同速、テテフは大概スカーフ、レヒレブルルは被選出率が低いことから、ゲンガーでヘド爆を抜群相手に打つシチュエーションは思ったよりも少なかったので切った。

こごかぜは毒統一における最重要技タイプである氷技として採用。ガブマンダへの確定数を考えるとめざ氷のメリットもあるが、耐久振りの竜舞マンダやギャラドスを咎める事が出来たのでこごかぜのメリットを優先した。ニトチャや竜舞勢との対面でこごかぜを連打する事で裏で縛れる。

きあいだまを打つ場面は非常に多く、どうしようもない時のマンムーやポリ2、ドランなどへの最終手段だったり、メガギャラドスを縛れたりなどなど…といい活躍だった。外しが怖いのでできるだけ撃ちたくない技だが、当たった時のリターンがでかいので「搭載していてよかった」と思うシチュエーションの方が多い。

 受けループにも有効で、純正ならニドとゲンガーの選出誘導よりほぼ確実にラキグライバンギと出してくる。

ラッキーゴルバット対面を作ってとんぼでグライオンゲンガー対面を作り、きあいだまを押すとバンギラスが自殺してくる。あとはグライオンをキャッチしてこごかぜ、ゴルバットでラッキーに猛毒を撒いておしまい!という感じでかなりの勝率を誇った。別の選出をされた場合でもゲンガーが大概なんとかしてくれるのでなんとかなる。

ゲンガーの個体数が減ったので、バンギラスが入っていない受けループも見られた。そのような場合はカモでしかない。

 

 

 

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ゴルバット@進化の輝石

性格:のんき

努力値:244-0-252-0-12-0

個体値:31-31-31-×-31-0
実数値:181-100-134-×-97-85

実数値(輝石反映):181-100-201-×-145-85
技構成:どくどく 羽休め 黒い霧 とんぼ
特性:精神力
調整の意図:A200ガブのエッジ確3 C4振りイーブイナインエボルブースト後アシストパワー確2 後攻とんぼ、後攻羽休めをするべく最遅

 

考察

 

神ポケ。

 

前期からの続投。吹き飛ばしを黒い霧に変更した事以外は同じ型。

ゴルバットですらマイナーなのに最遅という変態of変態な生き物。だがその実態は毒タイプ最高値の耐久指数と高速回復、さらにとんぼがえりに起点回避技まで持つクッションスペシャリスト。こいつの顎が外れてるのは攻撃を受け止め過ぎたんだと思う。

物理耐久指数は特化ナットレイ(181-201)と同値で、特殊耐久指数はH振りのメガバナ(187-140)やレヒレ(177-150)より僅かに高いといったところ。ナットレイが高速回復してると考えると恐ろしい。

地面耐性から存在自体がスカーフ地面勢へのケアであるとともに、積みポケが多い環境なので黒い霧により積み阻止、後攻とんぼによるアタッカーの無償降臨を狙えるパーティの潤滑油。特に後攻とんぼと影踏みのゲンガーとの相性は言うまでもなく強力で、さらにゴルバットのどくどくとゲンガーのたたりめもコンボとなり、非常に多くの相手に有利。後攻とんぼの性質上不確定要素が非常に少なく、いくつかの有名な並びに対して強い処理性能を持っていて、例を挙げるなら受けループやバンドリマンダなど。詳しく書くと長いので割愛する。A種族値も80と低いわけではない(なんとあの6世代トップメタのファイアローとほぼ同じ!!)ので、とんぼを撃つことでアタッカーの確定圏内に入れられる事も多々ある。

 最遅の理由だが、ハッサム辺りの4振り65族まで下を取る事ができるようになり、後攻とんぼを打てる相手を広げるためだったが、羽休めを撃つ際にも役立った。毒統一の性質上羽休めで単毒タイプになることは非常に弱い事なので、羽休め読み地震を撃たせない点は非常に優秀。

また、ミミッキュ受けが成立している数少ないポケモンである事も重要で、皮を剥がしつつ交代したりも可能という多芸っぷり。ミミッキュとの不利対面から

ゴルバット引き→剣舞→Zシャドクロ→黒い霧→シャドクロ

が受かるので、羽根連打しつつ黒い霧を挟みつつ、余裕ができれば毒を撒いて〜と続けられる。Zが多い現環境ではこれで受けられるが、珠ミミッキュは厳しいので是非とも増えないでほしい。

 

注意したいのが、地面対策とは言えど、「地面無効枠」であり地面に有効打があるわけではないこと。受けられてもすぐに突破は出来ないので、ゴルバットは「地面枠に受けだしし、地面枠の持ち物を見抜いたり襷を潰したりしてウツロイドやゲンガーなどのエースで縛れる圏内に入れる」という仕事を担う。

コケコやテテフなど、メジャーどころに苦手なポケモンが居るが、コケコはニドキングウツロイド、テテフにはベトンの後出しが成立するのでそれぞれ臨機応変に選出したい。

吹き飛ばしではなく黒い霧にした理由はラス1の積みポケへのケアと、相手の裏にいるゴルバットが苦手とする奴らとの偶発対面を回避するため。対面操作がこいつの役割なので、相手3匹のうち誰が場に残るのかがわからない吹き飛ばしはリスキーと考えた。

付加価値だが、ナインエボルバトン+エーフィを止めるのが気持ちいい。イーブイのナインエボル後アシストパワーを確定耐えするので後出しから安全に処理できる。

精神力のまま続投しているのは、ガルーラの猫騙しやガブの雪崩など、仮想敵に怯み技がいくらか存在するため。ただし仮想敵であるミミッキュのみがわりの搭載率が上がったので、すりぬけも検討の余地がある。あと国際孵化したのに解雇したくない……

すりぬけにしていない分みがわりには滅法弱いが、ゴルバット対面でみがわりする奴とかおらんやろ〜いやほんとすりぬけ知らないとかやめろおいこらみがわりするなやめろやめてくれやめて下さい!!!!!

 

 

 

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(この辺でドット絵描く心折れた音)

ドヒドイデ@コオリZ

性格:ずぶとい
努力値:252-0-172-84-0-0
実数値:157-61-213-84-162-55
技構成:熱湯 冷ビ 黒い霧 自己再生
特性:再生力
調整の意図:陽気カイリューのA↑2地震確定耐え Z冷ビでH244D4メガボーマンダ確1

 

考察 

バシャーモが我が物顔でレート環境をうろちょろしてるので、天敵を放り込んでみた。しかも可愛い。(重要)

さて、水複合を採用する以上バシャ以外にも地面勢への攻撃性能は活かしたいところ。ランドの一致地震程度は当然のように耐えるので、ガブランドマンダ辺りの氷4倍勢を対面処理するため冷凍ビームにZを乗せてみた。無振りガブが少し余裕を持って確定で飛ぶので、ある程度のD振りのマンダも僅かな削りがあれば安定して飛ばせる。熱湯も馬鹿にできない性能で、ハッサムなどを後出しから詰めたり、焼いた後ゲンガーに祟らせる事で耐久ポケを崩したりが可能。

また、ベトベトンが出せない場合のギルガルド対策枠でもある。耐性からウツロイドギルガルド対面など、ラスターカノンが飛んでくるタイミングでのベトベトン投げは極力したくないものだが、ドヒドイデをクッションに三点受けを行ったりそのままドヒドイデギルガルドを見たりという感じで動ける。最遅ガルドに抜かれているので下から熱湯がいい感じに入り、黒い霧で物理ガルドもケアできる。アイへで連続で怯まなければ…

 

さらに、不一致地震なら2耐えするほどなので、こちらもゴルバットと並んで黒い霧により積みポケストッパー性能が高い。目安としては陽気カイリュー地震を98%で2回耐える事が可能なラインが挙げられる。

特殊耐久もそこそこなので、一部のウルガモスなども阻止出来ると考えていたが、飛行Zガモスは押し負けるので案外安定しなかった。同様に霊Zミミッキュなど、積み阻止こそ出来ても対面処理までは不可な相手もいるので過信は禁物。

他との連携としては、こちらも熱湯火傷により祟りゲンガーの補助として活躍した。ニドキングとの補完にも優れ、交換先として信頼できる。

 ちなみに積まれた後の攻撃を受けつつZ黒い霧で全回復なんて芸当も可能。こちらの動きが勝ち筋となる場合もなくはない。単に自己再生よりいっぱい回復できる技としても有用。応用例だが、ミミッキュに後出し(あまりやりたくはないが)した際に舞われたら、Zシャドクロで赤ゾーンまで食らうのでZ黒い霧から入る。ガモスなども同様で、あまりやりたくはないが相手のZを想定してZ黒い霧を合わせたい。

 

耐久指数はどちらもゴルバットより低いので、硬さと地面受けのゴルバット、汎用性と地面突破のドヒドイデと考えたい。

ちなみにゴルバットドヒドイデを同時選出すると圧倒的回復ソースの量で受けルーパーを上回り、2匹の黒い霧(PP30)もありPP攻め、時間攻めで勝てたりしなくもない。(できればラッキーをゲンガーでキャッチした瞬間降参してほしい)

 

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ベトベトン@アクZ

性格:いじっぱり
努力値:212-252-20-0-20-4
実数値:207-172-98-×-123-71
技構成:影打ち 追い打ち 噛み砕く ダストシュー
特性:どくしゅ
調整の意図:メガギャラの意地地震耐え サザンの眼鏡流星耐え

 

考察

ひねくれ者なので意地でもスカタンクとか使いたかったけど、やっぱりこやつのスペックには勝てなかったよ…

エスパー受け枠。現環境でエスパー技を撃つのはほぼテテフなので、テテフのこだわり持ち率に着目。サイキネを受けた後引くことを考慮し、追い打ちを撃つか撃たないかの選択ができる。追い打ちを選択すると裏のベトベトンに強いアタッカーの無償降臨を許すが、ゴルバットドヒドイデを投げる事でケアが効きやすい。2サイクル目はテテフにベトベトン交換読み行動をされるのが怖いので迅速にサイクルを崩したい。そのために悪Zを採用、不用意な後出しを許さない。

また、噛み砕くZはH252ギルガルドや無振りメガメタグロスを確定で倒せるので、パーティ単位で重いこの2匹への遂行も担える。等倍でも耐久が並のポケモンがベトンの火力を侮って出てきたら吹っ飛ぶので気持ちがいい。

 

おいうちは結局打つ機会が少なかったので、アクZを折角持たせているんだから置き土産とかを搭載しても面白いかもしれない。いざ使うにしても、おいうちを打つより釣り交換をした方が良い局面が多いので、おいうちを打たない勇気が問われる。

 

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ペンドラー@いのちのたま

性格:陽気
努力値:0-252-4-0-0-252
実数値:135-152-110-×-89-180
技構成:馬鹿力 岩石封じ 地震 メガホーン
特性:加速
調整の意図:ぶっぱ

備考:1800から解雇

 

考察

物理エース。攻撃範囲が広めなので珠でいろんな相手を縛れるのが特徴。・・・のはずだったが、上にランドロスボーマンダが多く、ちょっと出しづらい。

馬鹿力はマンムーに打つために入れたが、削ったポリ2に撃ったり、メガホーンの外しが怖いので代わりに悪ポケに撃ったりと非常に便利だった。

一般に珠ペンドラーの岩技は雪崩を採用する方が多いと思うが、リザYやガモスには岩石封じでも確定を取れる事と、竜舞勢に対して後続のニドキングやゲンガーなどが安全に上を取る事を踏まえて岩石封じにした。

サザンドラ対面など、まもるが欲しい場面も多少あったので、どの技を切るかは環境に応じて吟味していきたい。

 

 

 

 

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ウツロイド@こだわりスカーフ

性格:臆病

努力値:4-0-0-252-0-252

実数値:185-53-67-179-151-170 (A個体値3で妥協)

技構成:パワージェム 草結び めざ氷 ヘドウェ

特性:ビーストブースト

調整の意図:ぶっぱ

備考:1800から採用

 

考察

ほんとキュートだよね、ウツロイドちゃん。アイドル級だね。

 

1800以降、ペンドラーの代わりに採用。理由としてはこの辺りからペンドラーストッパーが何かしら入っているパーティが多く、そいつらに後出しから勝てる毒ポケが見当たらなかったからである。特に、ペンドラーが有利な面々が多いパーティには大抵入っているランドロスをケアしづらいので解雇となった。

このウツロイドは所謂奇襲枠と全抜き枠を兼ねており、全抜き枠としてはペンドラーの代役が務まっている。奇襲枠としては、突っ張ってきやすいコケコやテテフ、他にも1舞後のリザパルガモスへの仕事が多い。特にガモスは舞われるとドヒドイデで対応しきれない場合があるので、ウツロイドに頼る事になった。奇襲性の裏には起点にされるリスクもあるが、ここで黒霧コンビの存在が嬉しい。

また、毒タイプなのに数値が高いので耐久に振ってないのに特定ポケへ後出しが効き、例えばニドキングを失った後にコケコに不利対面を取られた時など引き先として使うことが出来るのは優秀。

 特性により狩り漏らしすべてが起点となるので、特性発動を狙ってあえて倒さない立ち回りや裏が誰かを読んだ技選択を心掛けると使いやすく、エースに恥じない性能で大活躍してくれた。

技構成だが、テテフコケコへの遂行と最高打点としてヘドウェ、リザパルガモスへの仕事としてジェムは確定。ガブランドを掃除するためめざ氷を搭載し、1舞メガギャラやマンムーのケアに草結びを入れた。対面から馬車に勝てるサイキネやサザンドラに勝てるマジシャも候補だったが、どれも使用頻度が他に劣るので不採用とした。

 

 

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ニドキング@きあいのタスキ

性格:せっかち
努力値:4-0-0-252-0-252
実数値:157-122-87-137-95-150
技構成:不意打ち 10万 冷ビ 大地
特性:ちからずく
調整の意図:ぶっぱ

 

考察

安心と信頼のタスキング。ギャラドステッカグヤが重いため10万ボルトを搭載した。カグヤに10万が通ると次ターン大概地面枠に引いてくるので冷凍ビームでEASY-WIN。コケコ対面は裏で地面を受けて来そうな、ニドを縛ってたり対面有利だったりする奴を狙い撃ちして技選択によりやはりEASY-WIN。このように読み行動をすることで強さが大化けするので、大局的に見ると勝率をガンガン上げてくれている。もし読み違えたら?と不安にもなったが、経験則から9割は読み当てられる上最悪催眠術でどうにかしてくれる。読み、催眠術の2重ロックにより実際の勝率を机上論の体感より上げてくれる。

とにかく対面で勝てる相手が多いので、ステロ展開がなさそうなパーティ相手の時は裏に、そうでなければ先発に投げていれば活躍できた。苦手なメガガルーラが減り、カモであるコケコが出てきたのも追い風で、最強格の毒ポケモンだと言えるだろう。先発ガブキング対面は親の顔より見た。

 

性格は無邪気ではなくせっかち推奨。ダウンロード対策だけでなく、「氷4倍でない地面枠」という利点は「ステロ+めざ氷耐え」に直結する。ステロ後の1耐えシチュエーションは特殊技を受ける場合が圧倒的に多い。

他にも例えば「無振りボルトロスのめざ氷」は乱数で2耐えするし、コケコへは3割ほどHPが残っているだけで役割が持てる。対電気で運用する事が多いので、Dを落とさない恩恵は多い。

 

 

・対策が薄い相手

テッカグヤフシギバナナットレイロトム等、催眠術が主な突破手段となっている相手。

 

 

・さいごに

長文でしたが読んでいただきありがとうございました。できるだけ立ち回りなどを書き綴っていたら8000文字近くなってしまいました><

 

興味がある方はQRレンタルも行っていますので是非どうぞ↓

https://3ds-sp.pokemon-gl.com/rentalteam/BT-4CFF-8C56

 

また、質問などありましたら気軽にどうぞ。

 

 気の利いた〆の言葉も思いつけないこんな世の中じゃ・・・ 

 

 POISON♪

 

 

【シングル2000達成】ナットマンダ軸サイクル【レンタルチーム】

・はじめに

 サブロムでサイクル系のパーティを用いてレートに潜っていたところレート2000に乗ったので報告します。

使用パーティですが、1800以降今作からの新システムであるQRレンタルチームで、ORASの頃にパーティ構築の相談に乗って頂いたわっきぃさん(ツイッター:@wacky_sylveon)のパーティを利用して潜っていました。1800までのパーティはとりあえず置いておいて、1800〜2000の間に使用したレンタルチームの使用感や考察を述べたいと思います。

 

 

・使用パーティ

http://wackypoke.blog.fc2.com/blog-entry-31.html?sp

こちらです。調整などはこちらを参照してください。

 

・考察

 

ナットマンダ

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基本選出。基本選出なので、迷ったら出す感じで選出。

マンダを選出する条件は「舞った後に一貫を取りやすそう(飛行技が通りにくくない)」「バナ等の、マンダでないと突破が厳しい相手の存在」「ヒトムなど、HDマンダ以外のマンダに強いマンダ対策枠(つまり、HDである事で意表を突ける)の存在」など。

ナットを選出する条件は特になく、出した時に著しくデメリットを被らないのならば取り敢えず出したい。

 

マンダは地震がないのでドラン入りなどに泥試合を強要される点はあるが、それも竜舞を打ち続ければなんとかなったりする。実際なんとかなっている辺り、地震搭載よりタックル空元気搭載型の方が運用しやすい環境なのだろう。

 

ナットレイが苦手な相手のうち、リザガモスはマンダも苦手な部類となる。ガモスはステロ+飛Zなど、めざ氷以外のマンダ突破手段を得たので厄介極まりない。

すてみタックルを搭載した事やZガモスなどを総合的に考えると、ORASに比べて役割対象外への負荷をマンダの方がかけやすいサイクルが増えたという事になる。

ORASの頃は「マンダの有利対面で釣りでナットレイへと交換する」という事が多かったが、今作においては「ナットレイの有利対面で釣りでマンダへと交換する」という行動の価値が上がった。

 

 

ファイヤー

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ミミッキュ、ガルーラ、マンムー等に強いのが特徴。この複合の耐性の強さは6世代で耐久アローが実証した通りで、さらにほのおタイプを能動的に消す事が可能な点も優秀。

選出条件だが、ナットマンダの補完として選出する場合はナットレイの過労死防止枠として選出。ミミッキュマンムーなどの突破をを担ってナットレイの消耗を抑えることを狙う。つまり、「ナットレイの役割対象が多く、一部ファイヤーでも見れる」が選出条件となる。

ナットマンダが苦手とするリザガモスへの誤魔化しも効いたりするが、基本押し負ける事には注意しておきたい。

 

ナットマンダ選出でない場合、大概コケコの補佐役となる。この場合の選出条件は「コケコが止まる相手(主に物理地面やミミッキュ)のうち、後出しからの機能停止が可能な相手が存在」となる。

ランドロスなど、コケコが止まる相手とはいえ必要圏内まで削ればマジシャで落とせる相手も多いので、圏内に押し込む立ち回りを意識する。ナットレイとの相性補完も良く、コケコファイヤーナットレイの選出も多かった。ナットレイはまもるにより、コケコが苦手なスカーフ枠のケアにもなっている。

 

 

 

マンムー 

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 言わずと知れた、マンダの相方として優秀なポケモン。コケコやボルトなどへの後出し性能を持つサイクル適正とともに、高い対面性能も持つ。

チョッキ地面枠は以前ニドキングを使用した際に感じた事と共通して、「大胆な交換読みをすると良い」という鉄則があるようで、例えばマンダ対面で地震やじわれを打つなどを積極的に行うことで結果として勝率が上がった。マンムーに強いポケモンはコケコに弱い傾向があるので、コケコと合わせての選出も強い。

選出条件は「先制技が欲しい」「地面技が欲しい」などなど、選出段階で足りない部分を補う感じとなる。かなり漠然としているがこの条件を満たす相手は多く、選出率は低くなかった。また、初手ステロ枠を強く誘う(特にファイヤーが誘っているのだろう)構築なので、先発に出すと地面勢と対面する率が高く、出し勝ちを狙えた。

 

カプ・コケコ

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瞑想を搭載する事で一部レボルトなどのコケコに後投げされる奴らも強引に起点にする事が可能で、ステロと合わせて全抜きを狙いやすいエースとなっている。

選出条件は、「電気技が通りやすい」「電気技が通らない相手は居るが、ある程度削ったら全員縛れる」といったところで、出せる相手にはなるべく出したい枠となる。なお、ナットマンダは「出せる相手にはなるべく出したい」ではない。受け主体のサイクルコンビは追加効果などから不確定要素が大きく、積極的に「出せる相手だから出す」と考えて選出した場合でも運負けが絡み得る。が、コケコで上から縛るよう立ち回る選出の場合、コケコへの被弾回数がないので事故が非常に少ない。

羽休めを打った場面が使用中2度で、そのうち一度は検討したところプレミだったことから、パーティ主のわっきぃ氏と同様に「羽休め枠は何かサブウエポンにするとより全抜き姿勢を取りやすくなる」と感じた。草結び(マンマン系に対して選出しやすくなる)や、電光石火(欲しい場面が意外と多かった)や、ワイルドボルト(電Zの打ち分け)などが良さそうだと感じる。めざパは打ち所があるとしてナットレイへのめざ炎辺りだろうか。破壊光線は流石にふざけ過ぎだとは思うが、ネタだと決めつけるのは早計かもしれない。

 

 

カプ・レヒレ

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オボン込みでパルに強かったり、ナットマンダとの補完に優れるらしいが、個人的にはほぼ選出出来なかった。

ただ、少ないとはいえ選出した場面を挙げるなら、バンドリやカバドリなどの並びを完封するためだった。これについてはしっかりと機能したので悪くない枠だった。

 

パーティ改築案

パーティを借りた身として、このような案を挙げるのは少々失礼なところもあるかもしれないですが、使用した中で自分ならこう弄ったかも、という案について述べたいと思います。

 

レヒレ枠

他の5匹については、マンムーのSラインを削ってAに回したい、などなど微細な点だけで、主にレヒレ枠に別のポケモンを入れた方が良いのではないだろうか、と感じたので挙げてみる。

特に良さそうだと思っているのが特殊型オニシズクモ、又はスカーフウツロイド

前者はカバドリ、バンドリ、さらにカバリザの並びにもに強く、バンドリの裏に多いマンダにも氷技で打点がある。使用経験がないので詳しい調整などは持っていないが、使用者の話を聞いて相性がいいのではないだろうかと感じた。

技候補:なみのり、ねっとう、冷凍ビーム、ミラーコートetc…

後者は主にパーティ全体で厳しいガモスへの解答として入れたい。ガモス以外にもナットマンダキラーであるニトチャリザYや1舞のリザX(無振りリザxに臆病252ジェムで確1を取れる)へのケアにもなり、殻を破った準速パルシェンを抜けることから、レヒレが担っていたパルシェンケアにもなりやすい。また、スカーフとC上昇ビーストブーストとの相性が優秀で、全抜きを狙う立ち回りへと移行する事ができるのも美味しい。その高い特殊耐久故に耐久無振りでも色々な相手に後出しが可能なので、素早くなおかつサイクル適正が高い。

技候補:パワージェム、ヘドロウェーブ(爆弾だとテテフへの乱数がズレるのでウェーブ推奨)、めざ氷、ステロ、草結び、サイキネetc…

 

 

 

・さいごに

使用してみた感想ですが、ファイヤーの強さに驚いた事が何よりです。鬼羽のハメ性能に高数値、さらに耐性を能動的に変化させられる二種の技…エアスラによる運の押し付けも可能で、使い方さえ掴めれば非常に強力なポケモンだと分かりました。

このパーティを使用するコツをまとめて表現すると、「コケコを通せるか? 」「通せないならどうするか?」の順で選出する事でしょう。

また、回復ソースが潤沢なので、コケコ以外のサイクルについては「相手を倒すこと」より「こちらが倒されないこと」を主軸に据えると上手く進みやすかったです。

今期はまだ時間がありますので、このパーティを自分なりに改変して2000以降も潜ってみようかと思っています。スクラップファイヤーを持っていないのが残念なところですが…

 

【単体考察】悪ZベトベトンR【シングル】

・はじめに

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ベトベトンといえば、その耐性から環境トップのカプ・テテフ(以下テテフと略す)に後出しから勝てるという数少ないポケモンです。他にもゲンガーなどに後出しが効き、対面からならばカプ系全般やボルトロスなどにも等倍で殴り合って勝てるポテンシャルを秘めており、耐性だけでなく数値も優秀であるポケモンです。

さて今回は、上記の仮想敵への汎用性をなるべく保ちつつ、ギルガルド対策に着目した悪Zベトベトンの紹介です。

 

 

・型

 

ベトベトン@悪Z

性格:いじっぱり

努力値:212-252-20-0-20-4

実数値:207-172-98-×-123-71

確定技:かげうち 噛み砕く ダストシュート

調整の意図:特化150族(A227)からの不一致地震耐え 特化サザンドラ(C194)の眼鏡流星群耐え 特化カプ・テテフ(C200)のムンフォ2耐え

 

考察

噛み砕くZは威力160となり、シールドフォルムのH252ギルガルド(167-170)や無振りのメガメタグロス(155-170)などを確定で突破できる火力となる。

メガメタグロスに関しては付加価値だが、ギルガルドに関しては、最遅ギルガルドに先制で噛み砕くZを通すことが可能。

ギルガルドは対面からの場合、弱保狙いで突っ張ってくることが多く、キンシから入るギルガルドはほぼいないので悪Zでギルガルドを無償突破もしくは裏に大ダメージを入れることが可能。後出しからの場合、キンシ読みでダストシュートを打ってから悪Zとする事でやはり同一局面となる。

 後出しからだと少々運が絡むが、上記のようにギルガルドを無償突破する可能性がある。なお物理ガルドは最遅にしていないことが大半なので、後出し時に剣舞を打たれているとアイへで高乱1で逆に縛られるので注意が必要。

 

この、特殊ガルドを一撃で飛ばせる性能を軸として、非接触技であるダストシュートは確定。ダストシュート+毒ダメでギリギリ落としきれない相手はちらほら居るので、かげうちも搭載したい。

 

さて、ここで選択技を考える。

・おいうち

テテフに後出しし、おいうちでテテフへの役割遂行を行える。戦況に応じて「テテフにおいうちを当てるか」「裏に悪Zやダストシュートで負荷をかける」という選択を能動的に行うことが出来る。

 

以下の技は机上論、実際に使用した事はないが選択技として挙げておく。

 

・岩石封じ、ストーンエッジ

相手がはたきおとすを読んで、Z持ちやメガ石持ちのガモス、リザなどが出てくるのを狩る。岩石封じは起点を回避、エッジは2倍弱点への処理速度も期待できるだろう。

 

・はたきおとす

Zを打った後に噛み砕くでは物足りない時や、持ち物を落としたい時があるので、そこを補いたい場合は採用。ポリ2に強くなる点も美味しい。

 

・置き土産

Zのもう1つの選択技を得る。状況に応じて動けるのは強みか。

 

 

・さいごに

ギルガルドを無理やり倒したくて採用したが、いざ使用してみると後続への負荷をかける動きも優秀だった。

選択技はおいうち採用で運用しているが、おいうちとZ技のどちらを撃つかでサイクル戦を好きなように作り上げられる点が素晴らしい。統一でしか使っていないので、統一以外でも使ってみたい。

 

何か質問がありましたら気軽にコメントをどうぞ。

【構築】毒統一の組み方(地面対策編)【雑記】

・はじめに

毒統一の組み方 毒悪複合編をお読みいただけましたか?

今回はその続きとして、地面対策編、地面タイプへの対策について話していきたいと思います。ちなみに「地面無効枠」と銘打たなかった理由は、無効枠以外でも地面対策は成り立つからです。

 

・地面技の特徴

 地面技は、同じ弱点タイプであるエスパー技とはいくつか違う点があります。

特に大事な特徴は、

・レート使用率トップのガブリアスのメインウエポンであること

・サブウエポンとして地震が搭載されやすい(不一致で地面技を打たれる場合がエスパー技に比べて非常に多い)

・等倍で食らう耐性の持ち主が存在する(草複合、虫複合)

 

などですね。それぞれの特徴についてお話していこうかと思います。

 

 

ガブリアス

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毒統一をやっていく以上一番戦う回数が多いポケモンかもしれません。ガブリアスに強い毒ポケモンはそれだけでパーティに入れてよいと言っても過言ではないでしょう。

前作まではスカガブの逆鱗耐えゲンガーでこごかぜを撃つ、という安定した対策があり、初手からゲンガーを出すだけで対策が終わる事が多かったのですが、今作では地震を撃たれるのでこの処理ルートはなくなりました。なので、ガブリアスを突破するには

 

①受け潰す

②どうにかして上を取って一撃で飛ばす

③襷や数値で耐えて返り討ち

④他で削って上から殴る

の4択でしょう。

 

 

①に関しては剣舞ガブだと成立し難く、③はステロや他の相手ポケモンによる削りで崩壊しますので、②のルートや④の連携は必ず用意しておきたいところです。

 

対戦中に持ち物を割り出す事が出来れば、それに応じて処理ルートを変える、という事が出来れば処理しやすいです。

①は剣舞型や鉢巻型が無理で、②はスカーフ型や襷型が無理 と分類できますが、逆に他の型なら処理できるということ。どのルートでも無理なガブリアスはなかなか存在しません。

 

①が可能な毒ポケモンは、z蓄えるドヒドイデ、HBゴルバットマタドガスモロバレル、メガフシギバナなど

②が可能な毒ポケモンは、メガゲンガーれいとうビームを覚えるC80族以上のスカーフ持ち

③が可能な毒ポケモンは、れいとうビームを覚えるC80族以上全般

④はペンドラーウツロイドクロバットなどS102族以上のアタッカー

となります。

 

ちなみに②や③にある「80族以上」というのは、無振りガブをれいとうビームで確1にするための必要最低限の種族値です。

 

これらを総合して、ガブリアスに確実に対面から勝てるポケモン(③)、スカーフ以外に勝てるポケモン(②)、剣舞型や鉢巻以外に勝てるポケモン(①)はそれぞれ1匹は欲しいです。また、ガブリアス以外にも有利な相手がいるような、汎用性のある型が望ましいです。

 

 

・サブウエポンの地震対策

レートで飛んでくる地面技の9割以上は地震でしょう。なので、地面技を対策する事は地震を対策する事とほぼ同義です。

さて、一致地震を打てるポケモンは先述のガブリアス筆頭にドリュウズランドロスドサイドンマンムーなどですが、その辺りはガブリアス対策のついでに処理できる事が多いです。

が、不一致地震勢を考えると多すぎますから、不慮の不一致地震も対策しておきたいところです。

 

耐久値が高めの毒ポケモンだと不一致地震は案外堪えるものです。例えばベトベトンは、B種族値こそ並ですが、Hの高さからH振りだけでメガギャラドス地震を耐えるだけの物理耐久を発揮できます。

このように、不一致地震を耐えて行動できる調整を施す事で得する場面は多いと思います。

 

 

・等倍の耐性

むしタイプ、くさタイプは地面技を半減できます。なので、それらの複合は毒統一における鍵かもしれません。

フシギバナモロバレルなど、耐久値が高のこの複合の場合、地震を確3に抑え込んで光合成などで受け切れるかもしれません。一例ですが、HB特化のモロバレルはぴったりランドロスの特化地震を確3に抑え込むことが可能です。

また、草複合は地面タイプを受けつつ一致技で弱点を突ける点も素晴らしく、攻守共に地面対策としては安定した複合でしょう。

虫複合についてはサブウエポンの岩技に注意する必要がありますし、こちらからの有効打が見つけづらいことや物理耐久の高い虫複合ポケモンが少ない事もあり、地面等倍の耐性は付加価値かもしれません。

 

 

・攻撃は最大の防御

ここまで地面技を如何に受けるかを重視して書いてきましたが、如何に地面の弱点を突くかを考えるのも重要です。

地面の弱点である水、草、氷技は毒統一内での価値は非常に高く、それらを一致で打てるポケモンは「攻め」を意識する役割があるでしょう。

何故なのか、詳しい理由は次の記事になりますが、中でも氷技の重要性はトップクラスで、氷技を打てるポケモンはそれだけで有用とも言えるくらいです。

 

これは勿論エスパー対策の方でも言える事で、そちらでは虫技、霊技、悪技の需要もあります。

 

 

・さいごに

地面対策はエスパー対策に比べて「パーティ全体で対策する」という考え方が大事だと思っています。

何故ならば、エスパー対策は「悪複合で受ける」という行動の後、そのまま一致悪技で叩けますが、地面対策として「浮遊、飛行複合で受ける」という行動の後には一致で地面に抜群を突けないからです。こうして受けと攻めを分担するとエスパー対策よりも厄介な事になってきます。立ち回りに関しては慣れるしかないので、とりあえずこれから毒統一を始めたい方は「氷技多め、地震を耐える耐久、ガブに勝てる型」などを意識すると組みやすいかもです。風船やシュカなど、対面で勝てる毒ポケモンをなるべく多くパーティに入れましょう。

 

 

次回は「飛行、ドラゴン対策編」です。毒統一の真の敵は弱点タイプではないのであった……

 

【構築】毒統一の組み方(悪複合枠編)【雑記】

・はじめに

 

7世代も始まってから1シーズンが過ぎました。バンクの解禁も目前ですね。

ここで、「今作から毒統一を始めた」という方も見かけますので、どういったところに注意して組んでいるかを改めてハッキリさせておこうと思い、重要な考えを書き起こしていきます。以降、情報量がかなり多いので、複数の記事にわけて書いていきます。

 

私が毒統一を組む上で一番大事だと考えるのが悪複合枠です。何故ならば、弱点タイプである地面とエスパーのうち、地面技は草複合や虫複合による耐性で無効がいなくても抜群にせず受けられるが、エスパーは悪複合以外は全員が抜群で食らってしまうからです。特に今作からはスカーフテテフという、抜群で耐えるには厳しい火力と素早さを兼ね備えたポケモンが登場、第1シーズンでも猛威を振るったことを見て、この枠は必須級になったと言えるでしょう。

 

さて、ここで悪複合の毒ポケモンドラピオンスカタンクベトベトンの三種ですが、誰を使えばいいのでしょうか。

 

ちなみに耐久値はそれぞれ振り方を特化と仮定しますと、
物理耐久は
ドラピオン>ベトベトン>スカタンク
特殊耐久は
ベトベトン>スカタンク>ドラピオン
となります。

エスパーを無効にする意図を踏まえますと、特殊耐久の方に重きを置いた方が良いかもしれません。

 

というわけで、今回の記事では毒悪複合勢について、統一内でどういう使い方をしたいか述べたいと思います。

 

 

 

 

・個別考察

 

まずドラピオン

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種族値:70-90-110-60-75-95 計500

 

他の2匹と比べたドラピオンの特徴は

・素早さが一番高い

・攻撃が一番低い

・物理耐久が一番高い

・特殊耐久が一番低い

 

また技方面では、

・先制技が唯一使えない

つるぎのまいこうそくいどうを覚える

などがあります。

 

素早さとつるぎのまいを覚える事から、積んでアタッカーをするのに向いているのでしょう。ただ、毒悪複合勢の中でドラピオンだから出来る事、というとこの「積みアタッカー」以外にはなかなか見出しづらいものでして、かくいう私自身もドラピオンを採用する理由はあまり見つかっていません。

 

 

続いてスカタンク

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種族値:103-93-67-71-61-84 計479

 

能力面ではHPととくこうが高い程度でして、ベトベトンほどの耐久値や攻撃値もなく、 ドラピオンのような積み技もせいぜいつめとぎ程度です。他の2匹と違いはたきおとすも使えません。

 

ただしこのスカタンクの素晴らしいところはその技にあります。

3匹の中で唯一、

・イカサマ

・ふいうち

・じゃれつく

などを覚えます。この辺りの技は非常に強力でして、特にイカサマはみがわりと併用する事でギルガルドへの完全回答でもあります。

今作からふいうちをレベルで覚えられるようになりましたので、無振りでもじゃれつく+ふいうちでサザンドラを確殺することが可能なので、サザンガルドの並びを切り崩す事も可能です。

 

スカタンクは他の2匹と違い、イカサマのお陰で努力値を火力に割かずとも済むので、同じ程度活躍させようとしても耐久値が高めになりがちな事も追い風となり、数値以上の活躍が可能なのです。

 

 

最後にベトベトン。 

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種族値:105-105-75-65-100-50 計500

 

他の2匹と比べて圧倒的な特殊耐久と低くない物理耐久、攻撃も最高で唯一ダストシュートを覚えるなど、単純に見ると圧倒的なポテンシャルを秘めています。ただ、他の2匹と比べると圧倒的にSが低いのが特徴でしょう。

 

このポケモンに関しては使用経験の浅さ故に強さが未知数でして、開拓中です。Sが低いと言いましても、例えばHD特化スカタンクの実数値に対してHS特化ベトベトンの実数値はほぼ上位互換になってしまうので、努力値次第でどうとでもなります。特殊エスパーに対して何度も受け出す事を意識する場合、スカタンクドラピオンよりも使いやすいでしょう。

※追記:バンク解禁後、遺伝技の「おいうち」解禁により、エスパーを逃さず狩る性能はさらに上がりました。

 

 

 

・エスパー受けの役割の具体的考察

 

毒悪勢の特徴をここまで述べましたが、どう役割を持たせるかが問題だと思います。エスパーを無効にする、と書きましたが、無効にして受けた後どうするのか。

 

これに関してはまず、エスパー技を打ったポケモンの特徴で分類します。

 

・地面技を搭載している

ぱっと思いつくのはメタグロスでしょうか。他にもいるかもしれませんが、例としてメタグロスを挙げましょう。

メタグロスの思念の頭突きを受けた後の相手の行動は、交代か地震か等倍技(地震を切っている場合)と考えられます。そこで毒悪勢には「メガメタグロス地震耐え」調整は是非とも施したいところです。意地っ張りだと厳しい場合でも、陽気メガメタグロス地震は耐えたいところです。

また、耐えた後返り討ちに出来る技も欲しいですね。例えばスカタンクはイカサマ+ふいうち(バレパンなら誘爆)というルートを持っており、ベトベトンドラピオンも悪z噛み砕くで一撃で倒せます。

こうして相打ちでも構わないので、メタグロスを突破する手段があると選出しやすくなると思います。思念タイミングで後出しから処理できるだけでも嬉しいくらい辛い相手です。

 

・高火力のエスパーでないウエポンがある

サーナイトのハイボ、テテフのムンフォ、チャーレムの膝、ラティオスの流星群などが該当します。

この辺りの共通点は何か。そう、大概毒タイプで半減に出来ている、悪に抜群なタイプなんですね。(ラティオスは……そもそも出し負け厳禁の要対策ポケです。毒悪勢後出し読み流星群が必ず等倍以上で通り安定してしまうので、不利対面を作らないよう注意が必要です。)

 

ラティオスなど一部の例外を除くと、以下ような有利な行動が取れます。

 

☆テテフに対して後出し、サイキネを無効化

case.1 テテフがスカーフ

交代しか選択肢がないので、釣り交換か交換読み技が正解

case.2 テテフがスカーフでない

ムンフォか交代なので、裏のゲンガーやペンドラーなど(つまり一致でエスパーの弱点を突ける、ムンフォ半減な素早い毒ポケ)へと交換か、テテフと裏に一貫する技の選択

 

 

つまり、テテフに限らずですがスカーフかそうでないかで場合分けをするのがポイントです。

この例ですと両者の場合で釣り交換が有利な行動なので、積極的に釣っていきたいところです。

 

 

 

この二者以外でメジャーなエスパー技を撃つポケモンは少ないので、この立ち回りと考え方を意識すれば役割を果たしやすいと思います。

 

毒悪勢でエスパーポケを処理するのか、他のポケモンでエスパーポケを倒すのか。ここは局面やプレイヤー次第かもですね。

毒悪勢の他にもゲンガーやペンドラー、スピアーといった「エスパーに上から一致で抜群を付ける」という毒タイプは複数居ます。

 

 

 

続いて、毒悪勢に果たして欲しい役割があります。それはギルガルド筆頭の霊ポケ狩りです。

耐性からギルガルドへの相性が非常に良く、他の毒ポケでギルガルドに有利なものが少ないのでなるべくギルガルドに強くしておきたいのです。

 

ギルガルドを倒す

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ギルガルドのキングシールドは厄介で、接触物理が多い毒悪勢がこの技のせいで突破しきれない場合があります。

 

そこで、ギルガルドに対して後出しをして、シャドボを食らった場面から考えましょう。

 

case.1 相手がキングシールドを選択

case.2  相手が交代する

 

ブレードフォルムを悪ポケの前で晒すことはないと思いますので、この2パターンに絞れます。

両者に共通する安定手はなかなかありませんが、あえて言うならみがわりでしょう。逆に言えばみがわりを搭載していればギルガルドはカモです。

 そうでない場合は、case.1警戒で非接触技を打っておき、上から悪Zを叩き込んで一撃で倒すなども可能だったりしますが、1発失敗するとギルガルドへの突破手段が断たれてしまうため、博打気味ですかね。

 

みがわり搭載が安心ですが、あくまでエスパー技を受ける方がメインの役割、そちらを放棄してしまう場合は無理やりみがわりを搭載するほどではなさそうですね。

また、先制している前提で話を進めていましたが、ベトベトンに限れば下を取って倒すだとか、キングシールド読みで呪いを打って次ターン確実に一撃で飛ばすなども可能です。が、上から縛られるリスクも相応なので個人的には推奨はできないです。

 

その他の大半の霊ポケに対してはゲンガーが大概有利なので、ゲンガーを採用しない場合は毒悪勢が霊ポケを倒す仕事を請け負います。ゲンガーを採用する場合でも、ゲンガーが不利となる霊ポケである、ゲンガーやギルガルド(ゲンガーミラーは場合にもよりますが基本的には毒悪勢に引けるとよい。)を倒せるようにしておきたい、ということでした。

 

 

・さいごに

今回は第一弾として毒悪枠について述べました。 毒悪枠はエスパー受け、場合によっては超霊狩りを引き受ける役割ということです。役割に沿った型を運用したいものです。

次回は地面対策編、地面タイプに強い毒ポケモンについてお話しようと思います。