ポックルの対戦記録

とある毒ポケモン使いの考察記録です

【構築記事】滅ゲン軸毒統一【最高1994】

・はじめに

2000リーチを動画化するために黙ってましたが、最高レートは1994です。1971の構築は17台まで溶けたので、3匹改変して潜ったところ、最終日だけで200上げられました。

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2000リーチ動画↓

https://www.nicovideo.jp/watch/sm34900897

 

並びを纏めていきます。

 

・構築経緯

構築記事「ペンゴヨンリレー」にて、ペンドラーアーゴヨンの並びが強いと書きました。

http://panpikkle.hatenablog.com/entry/2019/03/31/231453

 

が、実際のところは、ペンドラーの刺さりが悪く、役割対象すら取りこぼす有様。

そこで、水Z枠をドククラゲに移籍。空いた襷で、対面処理が得意なニドキングを採用。

 

さらに、アーゴヨンを通すうえで障害となりやすいカビゴン等を11交換に持ち込める滅びゲンガーを採用し、本構築に至った。

 

 

・型紹介

 

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持ち物:ゲンガナイト

165(236)-63↓-102(12)-191(4)-116(4)-200↑(252)

おにび 祟り目 滅び まもる

備考:ミミッキュの+2かげうち確定耐え調整

 

本構築の軸となった、いわゆるハイブリッドゲンガー。

以下5匹はゲンガーとのシナジーの方向性を主に述べていく。

 

グロス軸に対して安定しなかった従来のゲンガーと違い、異常祟り目ならば耐久に厚いグロスも余裕でワンパンするため、採用に至った。

 

モロバレルとの胞子祟り目コンボがシンプルに強く、また、先発に出して守るで安全なメガシンカもでき、非常に使い勝手が良かった。

 

鬼火はベトベトンの起点作成的意味合いも強いが、対面処理できる範囲を拡充する意味でも強力で、特筆すべきは対面からマンムーに勝てるところだろう。

 

鬼火を当ててもグロスの思念が痛いので、バレルで胞子→祟りでグロスは処理する。

 

 

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持ち物:ミズZ

特性:クリアボディ

155-67↓-85-132(252)-141(4)-167↑(252)

熱湯 アシッドボム こごかぜ ドロポン

 

カバへの奇襲枠として採用。

また対面性能がある程度高いため、数的有利を取ってゲンガーのサポートがしやすい。

 

Cにほぼ振ってないゲンガーの祟りの火力は貧弱なので、アシッドサポートも重宝した。

 

出す時は大概先発で、バレルと補完に優れるので一緒に出す機会が多かった。

 

 

f:id:panpikkle:20180805170437p:plainアーゴヨンf:id:panpikkle:20180805170437p:plain

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持ち物:こだわりスカーフ

148-70↓-93-196↑(252)-94(4)-173(252)

龍の波動 火炎放射 ヘドウェ 龍星群

 

 

基本詳細はペンゴヨンリレーの方を見て頂ければ済むが、ゲンガーとのシナジーが本構築の魅力だ。

滅びや鬼火でこいつが止まりやすい相手を機能停止に追い込んで、環境が整ったらスカ―フで抜いていく。

 

 

f:id:panpikkle:20180904024316p:plainモロバレルf:id:panpikkle:20180904024316p:plain

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持ち物:ウイのみ

220(244)-90-134↑(252)-105-102(12)-31↓

胞子 イカサマ クリスモ ギガドレ

 

ゲンガーとのコンボの相方。

 

祟りゲンガーを採用すると、こいつを先発に出すという選択肢が増える。

 

2000リーチの試合でもそうだったが(詳しくは動画を)、先発ゲッコウガに対して先発バレル+裏ゲンガーが安定する。

変幻冷ビなら胞子で寝かせて祟れば確1だし、激流ならそもそも対面有利。

みがわりを張られてもタイプで有利なので問題なし。

 

バレルは積みアタッカーと組むのが強いという印象だったが、積みアタッカー不在の構築でも十分仕事してくれたと思う。

 

f:id:panpikkle:20180805170225p:plainニドキングf:id:panpikkle:20180805170225p:plain

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持ち物:きあいのタスキ

特性:ちからずく

157(4)-122-87↓-137(252)-95-150↑(252)

ふいうち 10万 冷ビ 大地

 

滅ゲンを採用した関係上、襷枠で対面処理を担ってほしかったので、知る限り一番対面処理が得意な毒ポケモンに来ていただいた。

 

構築で重くなりがちなギャラドスを意識して10万、レボルトやラティオスギルガルドを対面処理できるようになるふいうちを採用。

 

先発安定枠として、数的有利を取る枠として、刺さる構築にガンガン投げていった。

 

苦手な数値受けは上手くゲンガーを合わせれば滅びで崩せるので、そういった意味でも今回のゲンガーとのシナジーがあった。

 

 

 

f:id:panpikkle:20180805170930p:plainベトベトンf:id:panpikkle:20180805170930p:plain

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持ち物:フィラのみ

特性:くいしんぼう

212(252)-125-127(252)-x↓-133↑(4)-70

鈍い 小さくなる リサイクル 叩き落とす

 

やはりゲンガーとのシナジーを語りたい。

鬼火で起点作成は勿論のこと、滅びから繋げば引く際に1ターン必ず隙が産まれるので、滅びすら積みの促進につながった。

 

ラス1滅びでゲンガーが退場し、3ターンの間場に居るだけの簡単なお仕事を担うことも多い。

 

 

・さいごに

惜しくも1994という結果で終わりましたが、来期へのモチベーションアップにつながりました。

今期は毒統一2000達成者も現れ、活気づいているところですし、私も頑張りたいところです。ではでは!

【構築記事】ペンゴヨンリレー【最高1971】

・はじめに

S14お疲れ様でした。

今期は、Zペンドラー+スカーフアーゴヨンの並びが強いという着想のもと、構築を組みました。

 

ペンドラーアーゴヨンの並び 参考

http://brocko.hatenablog.com/entry/2018/07/11/004711

 

 

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この構築で、自身のUSM最高レート

http://panpikkle.hatenablog.com/entry/2018/01/14/185649

を更新することに成功し、1971を記録できました。知る限りUSM毒統一勢最強はこれまで1960だったので、その記録を抜くことができたということで大満足です。

 

欲を言えば2000に乗りたかったですが、実力及ばず、といったところでしょう。

 

※追記

この構築で1700台まで落ちた後、構築を改変して最終日で2000リーチまで復帰しました。

最終日使用構築の記事はこちらです。合わせてどうぞ。

http://panpikkle.hatenablog.com/entry/2019/04/03/004407

 

・構築経緯

先述の通り、抜きエースとして、水Zアクアテール型ペンドラーを採用し、ペンドラーが止まりやすい相手に有利であり、自身が止まる相手をペンドラーが起点にできるという攻めの補完が優秀なスカーフアーゴヨンを採用。

さらにペンドラーの起点作成兼地面受けとして、半回復実モロバレルエスパーの一貫切りに愛用の要塞ベトベトン採用。

さらに、先発安定襷枠として、S操作、火力サポート、一致水打点を備えたドククラゲを採用。最後に、グロス軸に対するメタとしてメガゲンガーを入れてこのパーティとなった。

 

この構築の特筆すべきは、従来の毒統一では厳しかった選出圧への耐性である。

 

スカーフ地面対策にモロバレル、スカーフエスパー対策にベトベトン、と選出を強要されない。

先発ドククラゲペンドラーという選出はスカーフ地面をケアでき、アーゴヨンがスカーフテテフに対面有利であることから、どうしてもモロバレルベトベトンの刺さりが悪い時も選出に幅を持たせられた。

 

 

・型紹介、考察

 

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持ち物:ゲンガナイト

135-63↓-101(4)-222(252)-115-200↑(252)

鬼火 シャドボ 気合玉 こごかぜ

 

最近グロスが耐久振りばっかりなので、シャドボで一撃はほぼ取れないといってよい。

鬼火で裏のベトンに繋ぎ、起点にする方が得策だろう。

鬼火と気合玉が活躍する場面が多すぎたので、こいつを選出するときは常に運負けが付き纏った。何かしら対策を取りたいが、これ以上にいい枠が思いつかない。

それほどに、メガゲンガーの単体性能は高いのであろう。

 

採用理由であるグロス軸への解答にするならば、HS催眠型などの方が有用であるが、鬼火とパーティの親和性が高過ぎるので諸説。

 

 

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持ち物:きあいのタスキ

特性:クリアボディ

155-67↓-85-132(252)-141(4)-167↑(252)

熱湯 アシッドボム こごかぜ ドロポン

 

先発要員として、これ以上ない性能を持った毒ポケモン

 

先発適性を挙げていくと以下がある。

 

①相手の先発に起用されやすい地面枠に、一致抜群打点を持つ。

②熱湯による上振れ性能&熱湯を最低1回打てる行動保証

③S操作技、アシッドによる起点回避性能、場づくり性能⇒裏に繋ぐ際の状況を都合よく操作可能

④S100により、ランド、リザ、ミミッキュ等に対して上から行動可⇒見てから行動しやすい

クリアボディにより、相手のS操作を無効化

 

これらの要因から、先発要員として採用した。

 

具体的なご利益は、アシッドにより裏のゲンガー、アーゴヨンで縛れる範囲がグッと広がったり、こごかぜで起点を回避したり、熱湯で偶然にもペンドラーの起点を作成したり。

 

ハイドロポンプの枠は諸説あるが、バシャーモウルガモスへの打点としてハイドロポンプが妥当と判断した。メガバシャーモ確1、ウルガモスもアシッド→蝶舞→蝶舞→ドロポンで持って行ける。

 

襷であることをあまり読まれないので、地面枠が変に交代を読んで釣ってきたりしてイージーウィンを製造しやすいので、そういった点も嬉しかった。

 

読者の方も、毒統一をするなら是非、襷枠はニドキングではなくこいつに渡してみてほしい。

 

 

f:id:panpikkle:20180805170437p:plainアーゴヨンf:id:panpikkle:20180805170437p:plain

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持ち物:こだわりスカーフ

148-70↓-93-196↑(252)-94(4)-173(252)

龍の波動 火炎放射 ヘドウェ 龍星群

 

お掃除役兼積みストッパー。Cブーストにより、一匹突破した後裏をそのまま全抜きできるような性能を持つ。

 

最速竜舞マンダを見ないものとすることで、1舞マンダのストッパーとしても運用することができる。ほかにもリザやバシャなどのS上昇系に対しても、1上昇までに展開できればストッパーとして機能した。

 

龍星群は、雑に打って切る立ち回りの際に使ったり、ゲッコウガ確1、積んだジャラランガ確1などを見て採用。とんぼがえりが欲しい局面の倍ほど流星群が欲しい局面があったので、正解だったように思える。

 

マンダ、ジャラランガゲッコウガなど、ペンドラーが止まりやすいメジャー相手が仮想敵に入っており、攻めの補完として優秀である。

 

また、テテフをスカーフ関係なく上から縛れるのが大きく、テテフ入りに対して「ベトンを選出しない」という選択肢が産まれるのは大きかった。

 

大文字でなく火炎放射にした理由は、仮想敵たるルカリオを放射でも確定で倒せることや、連発する際の命中を考慮した結果である。

 

が、Cブーストしても放射ではグロスが落ちなかったり、大文字だとクチートドリュウズにワンチャンが作れる(確定ではない)要素を踏まえると、大文字も十分候補に入るように感じた。

 

龍の波動は威力不足気味なので、ヘドウェの一貫を作れたときが一番強かった。

 

 

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持ち物:ウイのみ

220(244)-90-134↑(252)-105-102(12)-31↓

胞子 イカサマ クリスモ ギガドレ

 

柔反発クッション。ミミッキュ受け、スカーフ地面受け、などなどを担う。

また、胞子→ペンドラー剣舞の流れが2/3で無償起点なので純粋に強かった。

困ったときは最速起き非考慮、最速起きにビビって立ち回った場合、大概最終的に劣勢になる。それならばそもそもビビる必要性がない。

 

ゲンガーと組む以上祟り目コンボをやりたいが、ゲンガー側の素の一致打点が貧弱になるという事情もあり、相方は専らペンドラーであった。

 

 

f:id:panpikkle:20180805170726p:plainペンドラーf:id:panpikkle:20180805170726p:plain

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持ち物:ミズZ

135-152(252)-109-x↓-90(4)-180↑(252)

剣舞 アクアテール 雪崩 地震

 

水Z型ペンドラー

+2アクテZでHB特化カバルドンを93.75%の高乱数1発

+1アクテZでHB特化ランドロスを93.75%の高乱数1発

 

地面枠全般に有利であるこの型で、先発で地面枠と対峙したタイミングからイージーウィンが狙える。

 

もしマンダ等で止まった際には、先述のとおりアーゴヨンでストッパーを担っている。

 

如何に剣舞を通すかで試合が決するので、選出段階から剣舞を押すタイミングを考えておきたい。

 

とはいえ、大概地面ポケとの対面か、バレルのサポート後の最速起き非考慮での舞が多い。

ヒードラン等に堂々と繰り出し、地震を匂わせて流し際に積むといった動きも多い。

 

アタッカーだと露見した後は飛行、鋼を強く誘うので、サブウエポンとして雪崩、地震を採用した。というか、メインウエポンたる一致技がないので、出す相手は吟味するべし。

 

このペンドラーと先発のドククラゲの組み合わせにより、地面ポケが居るパーティに対しても、スカーフケアでモロバレルの選出を強要される、という弱点を克服できる。

 

 

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持ち物:フィラのみ

特性:くいしんぼう

212(252)-125-127(252)-x↓-133↑(4)-70

鈍い 小さくなる リサイクル 叩き落とす

 

最強ポケモンエスパー受け枠としてだけではなく、明確な勝ち筋として選出できる。

 

マンダガルドやテテフグロスなどなど、毒統一で明らかに重くなりがちな並びに対し、一致地震枠さえケアすればゴリ押しが効くので、ガンガン選出して闇を見せた。

 

選出パターンの都合上、カバマンダの並びに対して積むことが多かったが、カバの欠伸込みでも体感5割強こちらが有利だった。

 

一致地面枠を奇襲して狩れるペンドラーとの相性は言うまでもなく、相手が見えていない勝ち筋を隠し持ったまま対戦できる。

 

 

 

・さいごに

以上が今期の構築です。

練りに練った構築なので、扱いやすい自負があります。

ぜひ使ってみて頂きたいので、QRを公開しようと思います。

 https://3ds.pokemon-gl.com/rentalteam/usum/BT-3356-4A93

興味がある方は是非どうぞ。

【雑記】毒統一における先発枠に求めるもの

・はじめに

「出し負けが負けに直結する」

対面構築になりがちな統一パにおける課題だと思います。

毒統一は比較的受け出しを行いやすい部類の統一なのですが、やはり出し負けないに越したことはありません。

 

本記事では、先発性能の高い型について考察します。

 

以下常体

 

・先発枠の考察と変遷

毒統一経験者なら誰もが分かるであろうことは、「先発にじめんタイプを出されやすい」ということだ。

そこで、第一に求めるのは「先発地面枠に出し負けない」という点である。

 

分かりやすい方策として、「襷持ちで地震を耐え、反撃で倒せる」というものがある。

ニドキングなどはその典型例だ。

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襷で耐えてれいとうビーム地震で居座るランドロスを返り討ち。対面処理を通した時点で先発のお仕事は完了である。

 

しかし、万能に見える襷ニドキング(決して襷ニドキングを否定するつもりはない、襷ニドキングは相当強い)だが、欠点もある。

 

・スカーフランドがとんぼで襷を潰して引いていったら?

・Dに厚いカバルドンにステロ欠伸と展開されたら?

・襷ガブだったら?

グライオンに上からみがまもでPP枯らしを狙われたら?

などなど、実は穴が沢山ある。

 

特に1つ目、スカーフ地面枠は課題である。見せ合いの段階で地面枠のスカーフか否かを特定するのは、豊富な経験則に基づいても外す場合が多い。

 

もしスカーフだと分かったとして、「裏に控えられたら?」などの可能性を考えると、スカーフの可能性がある地面枠が入ったパーティに対して、「地震を受けられる枠」の選出を強要される。

 

つまり、せっかく対面処理できる型であるにもかかわらず、ゲームメイク次第で対面処理をする流れが発生すらせずに終了、なんてこともざらにある。

さらに、先述したように、選出枠の負担も増える。

 

さて、さまざまな課題が挙げられたところで、それに対する考察が毒統一勢のなかで行われた。

そして、この辺りの課題をほぼすべて解決して見せたのが水Zペンドラーだ。

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http://panpikkle.hatenablog.com/entry/2019/02/16/172226

 

水Zペンドラーならば、襷ガブ以外の課題を解決でき、先発の地面枠を突破した後裏への負担までかけられる。

 

襷枠を消費しないことから、裏に襷枠を控えさせることができ、もっと言えば襷ニドキングとの両採用も叶う。

 

先発安定枠が2匹構築に入ることで、選出画面での難易度が格段に下がる。

そういう意味で、強力な型だと言えるだろう。

 

 

 

しかし

 

水Zペンドラーにもやはり欠点がある。ボーマンダなど、不利を取る相手に強力な積み技持ちが存在する点だ。

 

起点回避手段を持たない(岩石封じ採用だと、起点回避はできる代わりに本来の役割遂行力が落ちてしまう)型は、相手のプレイング次第では場に存在すること自体がデメリットとなりうる。

 

そもそも先発枠の意義は、地面枠に強いことではない。出し負けにくいことである。出し負けてもケアが効きやすい型であるとも言い換えられる。

 

 

以上を総合的に考えると、先発に安心して投げられる枠とは

地面への打点と行動保障、起点回避技、対応範囲の広さ全てを兼ねたものである。

 

これを満たすポケモンを探し、採用するのが理想である。

 

 

・さいごに

今期、真に驚くべき事に、この条件すべてを満たしたポケモンを開発したが、シーズン末期なので書くことはできない。

 

とはいえ、生放送に来れば普通に分かるので、気になる方は生放送を覗いてみてほしい。

また、生放送リスナーさんは、「あの子」の採用理由に納得して頂けたかと思う。

 

※今期は構築記事も投稿予定です。上位に食い込むつもりなので、乞うご期待!

【オフレポ】第3回酔いどれオフ【本編】

0次会を終え、翌朝・・・。

 

0次会での別れ際にわっきぃ氏から「酒を冷やしておいてくれ」と頼まれたので、酒瓶片手に、バッグには夢と希望を詰めて出陣である。

 

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電車内で酒瓶を抱いてたら変な人を見る目で見られた。両隣だけ人が座らない。

 

 

朝ご飯ということで、ベルンさんをデートに誘った。

梅田の新梅田食堂街マクドの隣にある喫茶店「Y・C」へ。

https://search.yahoo.co.jp/amp/s/s.tabelog.com/osaka/A2701/A270101/27001946/top_amp/%3Fusqp%3Dmq331AQECAEoAQ%253D%253D

 

ここのオムレツサンドが絶品なのだが、残念なことに10時以降でないと出していないとのこと。

ジャムトーストセットで優雅なブレックファーストを過ごす男2人、クイタランドククラゲ

 

その後、GOのラティアスレイドを求め彷徨うつもりだったが、梅田にある無数のジムのうち、ラティアスが出現している箇所はほぼなく、会場付近でやることに。

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※YC近辺はザングースの溜まり場だった

 

阪神に乗って尼崎へ向かう。

 

 

尼崎に到着までに、ベルンさんが数人を招集、尼崎駅に見事発生していたラティアスを全員で捕まえることに。

 

私は捕まえられなかったが、皆さん概ね捕まえられたようで、0回戦は運負け。

 

そうこうしているうちに、会場へ到着。

掲示板に「酔いどれオフ」って書いてあるのかと期待していたが

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ポケモン交流会

酔いどれオフって書くとね、わかるよ…

 

 

さて、午前の部だ。

申請はマルチとピカブイ対戦で出していたが、ピカブイ対戦の開始の合図を聴き逃したようで、マルチのみの参加となった。

 

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マルチ用のパーティはこちら。
マルチの経験は、他のシングル勢に比べると多いはず(タイプ統一マルチ企画とかに結構参加していたので)なので、放置されるとヤバいだとかの知識を活かそうと意識して組んだ。

フシデで暴れたかったが、砂霰持ちが多かったので断念する試合が多かった。

 

結果は2-2で入賞はできなかったものの、面白い試合ばっかりだった。

 

とくに最終試合のモロバレルリザYの並びで、怒りの粉でリザを守り切った瞬間は脳汁ドバドバだった。

 

 

午前の交流マルチが終わったのち、お昼ご飯。

商店街のうどん屋に入って釜玉うどん290円を食す。

卓上のネギを無限に投下して、このお値段。流石低物価の街尼崎である。

 

 

そしてお待ちかね、シングル63の対戦会、本番だ。

 

第一回戦

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お相手の選出はトゲデマルゴウカザルクチート

アーゴヨンとゲンガーが刺さっていたので、モロバレルで2匹の交代を補助してアーゴヨンを通せた。初の対戦オフは勝利↑↑

トゲデマルくっそ可愛いけどレッカほっすりでアーゴヨンとか麻痺るとどえらいことになるので、モロバレルで如何に動くかを考える試合だった。

 

第二回戦

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フェログライグロス・・・非常に厳しい構築だ。

レートでこの手のパーティとやり合う場合、先発がグライかグロスかで勝ち負けが決まるような展開が多い。

グライ読みでクラゲを投げるも、先発はフェロ。

とんぼでグロスを出され、クラゲがほぼ無償で消される。

グライ突破がほぼ不可能に見えた・・・・が、ギロチン未搭載だったようで、フェログライグロスが全てベトンの起点対象だったと発覚。

ベトンが要塞化して勝利↑↑↑

2連勝してしまった・・・!

 

 

 

第三回戦

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今回のパーティでポリを突破できるのがベトンのみだったので、かなり悩んだが、クラゲの刺さりをみてクラゲベトンゴヨンと選出。このパーティのランドはおそらくクッションであるとみて、バレルは出さず。

 

初手ランドクラゲ対面、クリアボディにしてきたので岩石でSが下がらない恩恵を受けつつ、ランドを対面処理。

裏のマンダが舞ってきたのでこごかぜで起点回避

マンダが来たということでクチートがいない、つまりヘドウェが通るとみてアーゴヨンのヘドウェでマンダを突破、スカーフなのでCがブーストし、裏のミミッキュ剣舞を許さずヘドウェで突破し勝利↑↑↑↑↑

 

あら、3連勝しちゃったぞ。。。

 

 

第四回戦

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Uの民だああああああああああ!!!!

積みリレー、特にポリZは重いので要警戒。

置き土産を無効化でき、他にも有利が取れるクラゲを先発。

積んだポリZを抜けるアーゴヨン、そしてゲンガーを添えて出陣。

先発ユクシーが見えたが、マンダと対面したらいやなのでゲンガーから入れなかった。

ユクシーにステロ欠伸土産と撃たれ、3連勝のテンションから土産効かんなぁ!!!とか叫んでしまった。型バレしないで、って怒られた。ごめんなさい><

その後、最長眠りでなければポリZの攻撃を襷で耐えてミラコで返せるので、ミラコ連打。

しかし日ごろのレートの疲れからか、クラゲが熟睡してポリZでそのまま3タテされた。無念なり。

 

第五回戦

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今朝デートした彼ピッピとマッチング。

相も変わらずマイナーである。

 このカード、パーティの癖が強い2人ということで、本大会一番の珍試合になるだろうと思われたが、詳細は動画を投稿するのでみんな見てね。勝敗も伏せておこう。

 

 

第六回戦 VSオクラン

この段階で相当場酔いしており、パーティ写真を撮り忘れた。

 

注目すべきは彼がドククラゲを採用していたこと。

 

ちなみに、ドククラゲミラーはアシッドボム無効のクリアボディたるこちらが有利。通常のパーティに入れるなら大概ヘドロ液だからね。

 

型バレゆえにお互い結末が見えており、「これ5割ですね」「裏のフェロが襷ならこっち100%負けっすね」などと言いながら、グダグダ試合してた。

 

裏のフェロが襷だったので、100%ポックル負け試合だったのに茶番に付き合っていただいたオクラン氏に感謝。負け。

 

 

 

と、全試合が終わった。

 

最初連勝したときはワンチャンあるかとも思ったが、冷静な思考を欠いていたように感じた。

 

使用パーティは小出しにこそしたが、今期使い続ける予定なのでまだ詳細は控えることにする。

 

 

6戦した感想

こんなにも負けて悔しいものなのか、というのが第一。

レートだと「あー負けた」程度の感覚だが、相手が目の前にいて、リアクション等が見えるとなると、負けたときの悔しさが半端ない

あそこでああすりゃよかったニャ、うわあああああああああああ!!!

 

また、感想戦ができるのも魅力だった。

あのターンの〇〇って何意識ですか? だとか、〇〇出さないんですね。だとか。

日ごろレートで感じる傾向と対策、それを生の声から考えられる機会は非常に勉強になった。

 

これらを総合して、対戦のモチベが爆上がりした。こんなにも感情が動いたのはひさしぶりだった。やっぱ対戦ゲームは楽しいぜ。心の潤いである。

 

 

交流した方々との雑談もあったが、驚いたことに本ブログを読んで頂いていた方が結構いたこと。

RTで流れてきたものを読んだことがある、だとか。

 

こうしてずっとブログなどで発信してきていたが、認知されてるって凄いなあ、って改めて実感した。素直に嬉しかった。

 

4戦目のガハラさんが優勝し、表彰の際に言っていたセリフが印象に残っている。

 

「動画などで見ていた人々と、実際に生で対戦してるんだなあ」

 

みたいな話。

 

お互いがネット上で認知しあい、一部は有名人の如き見方をされている。

 

それって凄く面白く、素敵なことやなあ って。

 

私も大手ブロガーでもない中小発信者だったが、それでも認知していてくれる人がいる。 感動だった。 仕事ばかりの日々で荒んだ心に潤いが与えられた。

 

こうして酔いどれオフが終了した。

 

2,3次会

オクランベルンポックルの三人がひときわうるさかった気がする。2次会の宴会、3次会のカラオケと絶叫した。大学生のノリだった。

 

カラオケでは燃えるポケモンの曲やら、ド定番のアツい曲ばっかり入れた。

いい大人が全身全力マックスハイテンション大きな声でバカ騒ぎしてた。

 

ブログやら動画やら、まじめなフリをしまくってる私だが、中盤からは主にオク〇ンの影響で、デスボイスや裏声で歌う狂人と化した。

 

最後はタイプ:ワイルドで〆て、解散。

最後までアツすぎる。

 

ま、半年に1度ならこれくらいハジけるのも許されるだろう。

 

本当に楽しい一日でしたとさ。

 

 

 

おしまい。

【オフレポ】第3回酔いどれオフ【0次会】

わっきぃさん(@Wacky700)主催の、「第3回酔いどれオフ」に参加してきました。

対戦オフ初参加(二次会は以前も行った)だったので、色々と分からないことだらけでしたが、結論から言うとめちゃくちゃ楽しかったです。

 

まず何よりポケ勢トークの量。一年間のポケ勢トークの半分は今日やったのではないかというレベルで喋りました。

 

時系列順に書くつもりですが、多分時系列を守れませんのでご理解あれ。

 

 

0次会

この記事は0次回について書きます。

 

前日(2/22)の夜、仕事が遅く終わることがわかった私は、前夜祭を行いたいと思い立ち、大阪鶴橋の焼肉屋に参加者の方を招集した。

 

f:id:panpikkle:20190224010957j:image

大阪環状線鶴橋駅から降りて路地裏へ入ってすぐの店。

https://s.tabelog.com/smartphone/restaurant_detail/top?amp_floating_tel=1&rcd=27000564

 

すると反応したのがベルン氏。(@kuitaran3)

クイタランをこよなく愛するサカナくんである。ギョギョッー!!!

言うほどさかなクンに似てない顔のときと、めちゃ似てる時がある。

 

リプライでやりとりをしていたところ、脱兎の如く食らいつくのが運営のボスことわっきぃ氏である。(@Wacky700)

インテル長友似の彼とさかなクン似の男と3人で肉を喰らうつもりで当日を迎える。

 

当日、仕事を終えて、猛ダッシュで鶴橋へ。

その間に連絡が入り、運営陣のもう1人、kzk氏(@KZKapow)も加入するとの連絡を受ける。

kzk氏はこの中で一番のイケメン(ポックル談)。名前を覚えやすいようにという理由らしいが、耳にネジが埋まっていた。

 

なんとか約束の時間に間に合い、待ち合わせのセブンの前に到着。すると…f:id:panpikkle:20190224012237p:image

 

kzk氏以外遅刻である。大阪駅は別名ダンジョン。遠方の民は迷子必至である。

 

私は気にせず待つが、売り切れへと向かう焼肉は待ってくれないぞ。

 

さて、さらにベルンさんから着信、あの「ゾロアーク検定」で我々ポケ勢を欺きまくったリドル氏(@symbolicsyndrom)

もベルンさんが連れてくるとのこと。

 

こうして焼肉するパーティが組み上がった。

 

 

さて、鶴橋駅改札前に集合と伝え、さらに鶴橋駅には出口が1つしかないという事実も伝えた。 これは嘘ではない。

 

しかし、鶴橋駅には"出口が1つ"とは言ったが、"改札が1つ"とは一言も言っていないのである。

環状線鶴橋駅近鉄鶴橋駅と隣接というか立体交差しているため、建物も合体している。その接合部分に改札があるのだ。

 

つまり

 

ーー線路ーーーーーー

環状線鶴橋駅         [ 階段(至出口) ]

ーー改札ーーーーーー

  近鉄鶴橋駅

 

という形状である。電車を降りて目の前に改札があるが、その改札は出口ではない改札。

階段を降りた先に真の出口がある。

 

そういった初見殺し駅である鶴橋を、その程度の適当な説明で済ませる地元民のガバである。

わっきぃ氏は見事近鉄へと特攻し、駅員の世話になったらしい。

 

その後、駅内までベルン&リドル氏を捜索し、見つけ出して合流できた。

 

 

ーーーーーー焼肉開始である。

 

f:id:panpikkle:20190224013429j:image

 

流石は鶴橋、安くて美味い。

まずはホルモン5種盛り合わせと生ビールで乾杯。

あとは気になる部位など(謎の名称だらけ)をチマチマと単品で注文。

 

私自身はこの店を紹介したこともあり、下見も兼ねてきたことがあったのだが、それでも食ったことのない部位がいくつかあったので、未知の領域へと特攻した。

 

プップギ・ウルッテ・ハチノス・レバー・生センマイが私的には好物で、無限に焼いて食っていた。どこの部位か気になる人は調べてみてね。

 

 

単品で満腹まで食べて、酒も飲んで割り勘で3000円未満。圧倒的に安い。

 

そして出る出るポケ勢トーク。毒ポケモンマニアたる私はマニアックな豆知識を披露したがる癖があるので、「ちからをすいとるにヘドロえきは効果がある」とかずっと語っていた。

 

九州のオフの話などを聞かせてもらい、他のオフにもガンガン参加したいなあだとか、旅行したいなあだとか感じた。

 

リドル氏が寡黙な方で、もっとお喋りしたかった。次はもっと仲良くなっておいてサシで誘いたい。

 

コスパ味メンツ全てがよい0次回でしたとさ。

 

 

 

☆さいごに

 

第4回も0次回で焼肉したいです。

 

興味がある方は他にも居ましたようですので、また次回、多分募りますので気軽にご連絡くださいな。

【第2回TOP200禁止杯使用構築】フシデ始動どくびしサイクル【最終9位】

・はじめに

海鼠さん主催の、「TOP200禁止杯」に参加しました。

【仲間大会】第2回 TOP200禁止杯【参加者募集要項】: 好きなポケモンでレート2000目指す人のブログ

 

毎度の如く毒統一での参加です。

 

成績は11-4で、目標の1600を達成できたので記事にすることにしました。

 

序盤に3連敗したときは上位に食い込むのはもう無理かと諦めかけましたが、怒涛の10連勝でなんとか喰らいつけました。

 

※追記 1ページ目に載ってました!最終1602で9位です!TOP10で一番目立つ構築の自信ありですw

 

パーティはこちら

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フシデを始動とするどくびし展開で、マタドガススカタンク、今回から参戦可能となったラフレシアといった受けポケモンでの、みがわりを絡めたサイクル戦を軸に組みました。

さらに、高速エースとしてスカーフドクロッグと、蝶舞すればなかなか止まらない、色眼鏡虫Zモルフォンを採用。モルフォンにみがわりを搭載することで、頑丈勢へ毒ダメージを1回入れられ、ストッパーで止まらないようにしました。

総評としては、自分の勝ち筋を押し付けることを意識して組んだため、重いポケモンがいくつかいましたが、強引に押し付けることで誤魔化せたのでOKだったと思います。

 

では型紹介に移りましょう。 以下常体

 

・型紹介

 

フシデ@襷

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せっかちのAS252 HBD個体値0

実数値 90-97-57-x-44-119

どくびし まもる がむしゃら ダブルニードル

 

以前伝説メガ禁止スぺレで使用した最脆フシデ

 

1加速で最速110族抜き、2加速で最速92族スカーフまで抜きなので、まもるを絡めればいろんな相手に後攻がむしゃら+先制攻撃の黄金コンボを決められる。

が、実際のところはダブルニードルで倒したところで裏から先制技持ちが出たらお終いなので、どくびしで退場を主としていた。

 

ダブルニードルは非接触かつ命中100、無効タイプなしでさらに相手を36%で毒状態にできる、この型で選ばれる最強の攻撃技。今回は運が無くあまり毒を引かなかったが。

 

接地しているポケモンが非常に多く、どくびし展開は刺さっていたように思える。とりあえず先発で出せば何かしらの仕事をしてくれた本構築のコンセプトでありMVP

 

あと、体を起こしてきょろきょろする待機モーションが血反吐が出るくらい可愛い

 

 

 

 

モルフォン@ムシZ

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臆病CSぶっぱD4
実数値 145-63-80-142-96-156

蝶舞 みがわり 羽休め さざめき

 

虫技一本で十分と判断したが、みがわりを割ってZを通したい局面があり、サブウエポンがあってもよかったとは思った。が、その試合もはねやすめで拾えたのでOKだった。

 

フシデでHP1にしたバクフーンの噴火を起点にしたり、オバヒでC低下したカエンジシを起点にしたりと、炎相手でやたらと舞った。

C-2カエンジシ対面で挑発で舞を阻止された局面があり、蝶舞をZで撃つという珍事が見れそうだったが、別の立ち回りで済んでしまった。せっかくなので撃ってみたかったなあ・・・。

 

アンコやみがわりといった、マイナーポケ御用達の技を無視できるこの子は本大会トップ級の強さだったと思う。

 

 

 

 

ラフレシア@ゴツメ

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ずぶといHB(H奇数) 残りS

実数値 181-76-150-130-110-72

力を吸い取る ムンフォ めざ炎 ギガドレ

 

Aの高い地面枠がいないルールなので、この子でも物理受けが成立すると踏んで採用。なお歌う剣舞ガラガラとかいう化け物に狩られた模様

 

雑に使っても強かったし、大概の攻撃を耐えてくれた。ちからをすいとるを連打すれば、どくびしが相手を8ターンで死に至らしめる。

ちからをすいとるの効果でモルフォンの起点を自然と作ってくれるのも偉い。

 

ムンフォ枠はヘド爆やしびれごなの方が使用頻度が多かった気がするので、次回は考えておきたい。粉を撒けばモルフォンがみがわり連打で強引に暴れられるので・・・。

 

一度使ってみたかったポケモンだけに、今回は使えてよかった。

 

 

 

 

マタドガス@ヘドロ

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ずぶといHBベース H16n+1調整 残りS

実数値 161-85-189-105-90-92

どくどく まもる みがわり 放射

 

わかりやすーいどくみがまも型マタドガス。鋼への打点に放射。

 

しかしその性能は圧巻で、地面ポケの貧弱なサブウエポンに対してみがわりを割らせず展開、まもみがで地獄を見せた。

 

フシデとの相性も語るまでもなく、どくびしのお陰でみずからが毒を撃たずともみがまも展開できた。

 

放射の火力はお察しなので、普段レートで使うときは文字にしてやりたい。

 

 

 

ドクロッグ@スカーフ

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意地ASぶっぱ 残りH

実数値 159-173-85-x-85-137

けたぐり 雪崩 地震 ダスト

 

抜きエース役兼奇襲役、のはずだったが、通りが悪くあまり選出できなかった。本構築の反省点。スカーフ持つならゴーストとかの方がよかったと思う。

虫統一に雪崩連打してたときはとても輝いていた。


 

 

スカタンク@フィラのみ

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慎重HDベース H16n-1調整 残りS
実数値 207-113-87-x-123-109

ふいうち どくどく みがわり イカサマ

 

エスパー受け。ただ、マッチングしたエスパーの面々を見ていると、かみくだくなどの自身のAで殴る技があった方が良かったように思えた。

 

しかし、それを抜きにしてもこのスカタンクの安定感はすさまじく、どくみがの姿勢を取ることでフシデから繋いだ戦況に乗ることができる。ふいうちのお陰で、がむしゃらでHPを1にした相手を安全に処理できるのも偉かった。

 

イカサマは相手がマイナーだと十分に力を発揮しない、といえなくもなかったが、それでも優秀な技で、Aに振ってない弊害が発生しないのが助かる。一致イカサマは偉大だと改めて実感した。

 

 

 

・さいごに

本大会を開いていただいた海鼠さん、マッチングした方々、ありがとうございました。

 

普段レートで使わないような毒ポケモンを活躍させてあげられるので、こういった大会は非常に楽しいです。

 

今回は、「ラフレシアを使いたい」という気持ちが一番強く、その思い通りにいっぱい出してあげられたので大満足です。

まだ開拓の余地だらけな子たちなので、もっと考察を深めたいですね。

 

第三回が楽しみです、その時はモルフォン辺りが禁じられそうですが。。。

 

では、ここまで読んで頂き、ありがとうございました。ノシ

【単体考察】水Zペンドラー【育成論】

・はじめに

一部界隈でメジャーな型へと変貌(?)した水Zペンドラーの考察です。

技構成は諸説ありますが、私が強いと感じた構成で紹介します。

 

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・型紹介

ペンドラー@ミズZ

陽気ASぶっぱ

剣舞 アクアテール 岩雪崩 地震

 

○備考(頻出局面アクテZダメ計)

☆+2アクテZ

・特化カバルドン 最低乱数切りの乱1

・無振りガブリアス 68.75%の乱1

・無振りリザX ぴったり確1

 

☆+1アクテZ

・特化ランドロス 最低乱数切りの乱1

 

考察

仮想敵を対地面に据えたペンドラー

上記のランドロスカバルドンを筆頭に、グライオンガブリアスなども射程に入れられる範囲が強みである。

また、ペンドラーの基本的なイメージは第一にバトン型、次点で虫毒岩地の範囲アタッカーであることから、バトンでないことが分かった際に、地面タイプを強烈に誘う。そこを突いた役割破壊が目的であり強みだ。

なお、最低限の物理耐久指数をもつので、ランドロスの特化地震は確定で耐えられる。耐久調整なしに安心して舞えるのも強みだろう。

 

コンセプト的に舞とアクテは確定となり、範囲をとるべく一致技を切った。

理由としては、舞っても毒突きでは確定範囲が狭く、メガホーンは半減されやすいこと。

それに比べ、雪崩地震の採用では抜群範囲が大きく広がり、仮想敵を処理後のAS+2上昇状態が裏への圧となる。パーティに応じてメガホーン、どくづき、また馬鹿力なども採用しても面白いだろう。

 

一致技を切ることがなかなか読まれないため、舞アクテのあと地震か雪崩を見せると、もう一方は一致技と思いこまれ、想定から消されるケースが多い。

 

・有名な並びへの考察

☆vsカバリザ

カバ対面で舞ミズZを通せばeasy-win

ミズZを使い切った後はリザ検定の資格が必要になるが、s100超えのスカーフ持ちが居れば雪崩安定となる。

→雪崩でYなら確定、xでひるめば勝ち、xで怯まずともスカーフで制圧する、と全ての択を潰したい。

 

☆vsカバマンダ

初手じゃんけんになるが、明確なマンダ受けがパーティにいるならば積極的に選出していきたい。

カバペン対面が実現したら、舞アクテで抹消し、マンダに備える。

威嚇込み+1雪崩でおよそ半分はいるので、マンダが竜舞すれば無償突破が見込める。つまり、裏にマンダより速くマンダに半分ほど打点を入れられる枠が居ればよい。

一方マンダが初手に来た場合、マンダ受けに引く→釣り交換で積極的にカバペン対面を狙いたい。カバを崩すところからスタートしないと、カバマンダのサイクル崩壊が狙いづらいためだ。

 

(ちなみに、私のパーティはマンダ受けがいないので、そもそもペンドラーを選出しないという結論に至った。)

 

なお、カバは初手ペンドラー対面であくびを撃たない(みがわりバトンを想定するならステロから入り吹き飛ばしするのが一番美味しいため)傾向がある。舞は想像以上に通る。

 

☆vsランドグロス

グロスは+2地震でも落ちないので、グロス受けがほしい。やはりカバ崩しを皮切りに攻めたいので、グロス受けが受けたタイミングで釣りたい。

グロスを受けられる枠、裏のエースといった3匹で選出したい。

 

・舞加速枠としての差別化

やはり差別化対象としてはバシャーモが強豪すぎるが、「地面対面で舞える」という点が圧倒的である。「地面枠は先発で起用されやすい」ということはつまり、「先発で雑に投げやすい」ということ。"とりあえずビール"感覚で投げられるのはペンドラーの特権である。

 

先発で有効zを打つと試合ペースを一方的なものにしやすいので、攻めを押し付けることが好きなプレイヤーにはオススメだ。初速が速いので、出し負けても完全に腐ることが少ないのも嬉しい。

 

一方で、舞えなかった場合は火力不足が悩ましい点で、地震で無振りアーゴヨンすら落ちないレベル。抜群前提の火力どころか、抜群でも落とせないことは多い。抜群技だと過信せず、落ち着いて一度ダメ計を回してみてほしい。

舞えるタイミングを作りやすいが舞わないと厳しいペンドラー、舞えるタイミングを作りにくいが舞わずとも火力の出るバシャーモと、長所短所を見極めて比較したい。

 

以上で考察はおわり。筆者はちょいと手に馴染まないと感じたので一旦解雇した。なのでここにメモとして残しておくことにする。私より上手くペンドラーを使える人の元へ届くことを祈って。