ポックルの対戦記録

とある毒ポケモン使いの考察記録です

【シングル】みがちいベトベトン【単体考察】

・はじめに

 

7世代初の単体考察投稿です

 

毒/悪という複合3匹目となる「リージョンフォームベトベトン」(以下、単にベトベトンと呼ぶ事とする)の単体考察です。

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従来のこの複合ポケであるスカタンクドラピオンはステータスが後一歩足りないせいで使用難易度が高いポケモンでした。

しかしベトベトンは遅さと引き換えに強力なステータスを持って登場し、また固有な技も多く覚えることから、使用者の多いポケモンにまで達したと思います。

 

そこで当記事では、おそらくベトベトンのポテンシャルを大きく引き出す事が出来るであろう型を紹介したいと思います。

 

 

・型

 

性格:ようき

努力値:228-12-12-0-4-252

実数値:209-127-97-×-121-112

技構成:どくどく みがわり ちいさくなる はたきおとす

持ち物:くろいヘドロ

特性:どくしゅ

調整の意図:H16n-1,メガバシャ(まだ解禁されていないが)の特化飛び膝蹴り確定耐え,サザンドラの特化眼鏡流星群確定耐え

 

・考察

麻痺撒きなどから繋ぎ、ちいさくなるで全抜きを目指す型として採用する。が、タイプの耐性が優秀なので、起点作りと同時に選出しなくてもみがわりを残しやすく、選出が出来るのが強み。どくみが型に共通していえる性質である、「2サイクル目以降で役割対象外を突破可能である」という点を活かすと選出の幅が広がる。・・・※

特にカプ・テテフ、ギルガルドポリゴン2、ゲンガーなどに後出しが安定するのがポイントで、ギルガルドは聖剣を持っていない個体が居座ってきた場合上手く立ち回れば起点にできる。

最速である事により、相手の「ベトベトンは遅い」という先入観を逆手に取る事が可能で、逆手に取って相手のプレミが1ターン生じた場合、どくみが嵌めやみがちい嵌めルートに持ち込む事が出来る。

 

※みがわり連打により役割対象外を突破、と書いたが、縮んで詰ませるよりそちらの仕事を優先させたい場合は、ちいさくなるを切ってまもるも選択肢に入る。

 

・さいごに

http://panpikkle.hatenablog.com/entry/2016/08/31/035942

こちらの記事で紹介したスカタンクと特殊耐久指数、素早さ共にほぼ同値なのだが、スカタンクでみがわりを残しやすかったのだから当然その数値を模倣したベトベトンが弱いわけがないと考えてこの型を真っ先に育成した。

実際に運用してみたところ、想定通りの立ち回りが可能だったので間違いなく強力な型の一つだといえるだろう。

最速である理由、目的が明確でないので、何か耐久ラインが見つかればSを割いて耐久に振ったり、性格を慎重などにする選択肢が出てくるかもしれない。

 

ほかのちいさくなる勢との差別化点は3つ、「みがわりを残しやすい耐性、数値」「残飯枠を取らない」「通常のサイクルにも参加させやすい」という点である。全てが個性的なこの子を是非一度使ってみてはどうだろうか。