・はじめに
6世代の頃投稿したスカタンクの育成論ですが、いばるの弱体化などに伴って現環境で採用するには多少の改案が必要と考えていました。
その改案が纏まりましたので、単体記事としての投稿です。
この記事を読む前に、この型の基礎となった6世代のスカタンクの単体記事もご一読いただけると、前提知識としてスカタンクの仕事が分かりやすいかと思いますので、宜しければお願いします。↓
http://panpikkle.hatenablog.com/entry/2016/08/31/035942
・型紹介
技構成:毒々 みがわり イカサマ 大文字
性格:おだやか
持ち物:1/2回復木の実(性格補正から情報が漏れないようBDS辺りの味推奨)
特性:誘爆
努力値:228-0-0-0-244-36
実数値:207-88-87-91-123-109
調整の意図:C200テテフのムンフォ2耐え(木の実発動も含めると3耐え) ラティオスの眼鏡流星群→イア発動→C-2流星群を耐える 4振り85族抜き抜き抜き
・考察
テテフストッパー兼一部の鋼枠などへの突破手段として採用。「削り」「崩し」といった仕事が得意。
私のパーティでは主にウツロイドやゲンガーで抜いていく際の障害を取り除くのが目的となっている。
一応注釈
技構成的にテテフへの打点自体はないので、テテフのスカーフ判定を行うよう立ち回る。統一以外で採用することを想定していない型である事をご理解ください。
具体的にはギルガルド、ポリクチなどに対して突破手段を持っており、そうでなくともグロスなどの物理ポケならば、突破まで行かずともウツロイドのジェム等エースの圏内に入れられるものもある。
このようにパーティの穴埋め枠なので、単体での考察をし難いが、痒いところに手が届く枠だと考えて頂きたい。
それぞれの技の採用理由だが、どくどくはポリ2を崩すために採用。Cに振っていないポリ2の冷凍ビーム程度ならばみがわりが壊れないので、じっくり粘れば突破まで可能。
他にも自分より遅い相手にどくどくを入れると、そのまま数ターンみがわり連打→イカサマで最低限の対面処理性能は持てる。
ここで1/2回復木の実が活きてくる。みがわりの回数は最大6回とほかの道具では再現できない回数となっており、毒ダメとイカサマの連携で大概突破が間に合う計算になる。
次に文字の採用についてだが、鋼への崩しの手段の一つと出来るからである。具体的にはルカリオやクチートに半分程度入るし、クチートなら不意打ち択や誘爆で処理しやすいのもあって1-1交換や対面処理が狙いやすい。相方に多いポリ2などを流した際に残ったみがわりを使えば動きやすいだろう。
命中不安もあるがCは71族とお世辞にも高いとは言えないので、放射ではなく文字を採用した。この技のお陰でブラッキーやバルジーナには出来ない芸当が出来たりする。
・さいごに
6世代の記事に書いた内容からいばる要素を引き算して、この記事を足し算して貰えばなんとなく使用感がまとまります。同じことを2度記載するのもどうかと思ったので、このくらいにしておきました。
スカタンクといえば、とうとう不意打ちが解禁されましたね!
私も最初は文字の枠を不意打ちにして採用していたのですが、「鋼への崩し」が必要となったので自ずと文字搭載になりました。下降補正箇所が変わるので、不意打ち搭載型も試したい方は慎重でも育成が必要ですね。
余談ですが、おだやかのA0色違いが王冠がないORAS時代の遺産として残っていたので、おだやかで採用が決まった時に即座にその子を連れてきました!鮮やかな赤でカッコいいですよね〜