・はじめに
予定通り、開催することができました、第二回ギフトカップ総括です。
参加者は56人と、前回に比べると人数は減りましたが、楽しんで頂けている声が見られ、主催者としても非常に楽しかったです。
優勝者はレート1612を記録した「ルゥ」さんです。色メノクラゲを授与しますので、ご連絡ください。
・使用パーティ
@ゲンガナイト
165(236)-63↓-102(12)-191(4)-116(4)-200↑(252)
鬼火 サイキネ 挑発 道連れ
C116振りまで伸ばしてをサイキネで確1にするべきだったと、パーティロックした3秒後に気づいた悲しみの子。
悪複合以外に抜群を取れるサイキネ、悪複合に足掻ける鬼火。ギミックっぽい系統や、のちいさくなる阻止のため挑発みちづれ。への役割集中を意識して採用した。1-1交換を取ることができれば、裏のスカーフなどが通ると思ったが、にビビった結果あまり出せなかった。の鉢巻ブレバ耐え調整にする手もあると思う。また、その調整を施すとのはたきも耐えるはずなので、カウンターも面白そうだ。
@こだわりハチマキ
161(4)-141(244)-100-x↓-101(4)-200↑(252)
ブレバ 思念 石火 ねごと
ダウンロード対策の振り方の個体だったが、どう考えてもASぶっぱでいい。
初手に出してと対面した際に、大地が飛んでこないことからに引ける。このときとんぼがえりがあれば襷を潰してスカーフで抜くルートが取れることから、寝言か石火の枠をとんぼにする方がベターだと試合中に感じた。
ブレバ1点読みでスカーフを投げられたので、もっと積極的に思念を選択していきたかった。
@ドラゴンZ
151(20)-x↓-94(4)-174(212)-96(20)-190↑(252)
悪巧み みがわり めざ地 流星群
ブースト対象と対面したときにみがわりで交換をケアしていたが、すりぬけのを考えると悪手。を後出しする層がどれくらいいるのかは分からないが、択の一つだったように思えた。
どう考えても要対策なので、皆がこいつに強い枠であるを採用していて、選出すらままならなかった。次回では非採用でもいいかもしれない。こいつの活躍の場はレートできっちり用意しよう。
185(4)-52↓-67-196↑(252)-151-155(252)
ジェム サイキネ ショック ステロ
抜きエース。さえいなければ非常に高い通し性能を持つのだが、今回の負け試合はに止められたものばかりだった。めざ地採用である程度は解消されるかもしれないが、たかが不一致威力60では逆に起点にされるような気もするので、気休め程度だと思う。
スカーフじゃない何かを持たせてワンダールームを採用すれば、への奇襲になるような気がしないでもないので、考えてみてもいいかもしれない・・・。
性格ひかえめにすればを高乱数で仕留められる一方で、同族対決や意地に対して不利になる点は見過ごせない。どちらにも利点があるだろう。
@いのちのたま
135-152(252)-109-x↓-90(4)-180↑(252)
まもる 岩石封じ 岩雪崩 地震
選出率1位。
スカーフを確実に抜くため最速で採用。
雪崩だけでなく岩石封じを採用したのは、ミラーで上を取れる点や、の足を奪って裏の餌にするため。雪崩じゃないと足りない場面もあるので雪崩も採用した。
珠を持たせることで、地震でを確定で落とせるようになるので、襷以外の選択肢としてはこれしかないように感じた。他の候補としては、メタの地Zやメタの岩Zが強そうだ。
157(4)-122-85↓-137(252)-97-150↑(252)
不意打ち つのドリル 冷ビ 大地
大抵の相手を対面から処理できる構成に。ドリルはに対してチャンスをつかむため採用したが、きちんとに当ててくれたので非常に気持ちが良かった。
この枠に何を入れるか、大会直前まで悩んだのだが、実際ほぼ選出していなかったこと、が重かったことから採用もしくは逆にを採用すればよかったのかな、と感じた。襷枠必須の環境かどうかも疑問で、強いて言うならに襷を譲渡したりなどが1つの案としてはアリな気がした。
・環境考察
前回は「を如何に通すか」が勝負のカギだと感じたが、今回の参加者の方々がをそうとうメタっていたように感じたので、選出しづらかった。
その原因として、最大KPであったの存在が大きい。鉢巻ブレバやZブレバでを確1なので、有利対面で悪巧みを積みたいところを、後出しにより止められてしまう。また、スカーフを持ったや珠持ちの等、前回の大会でを止めつつ汎用性を保った枠が今回増加し、選出段階でを出せなくされていた。
そこで、私自身も辺りを多く選出していったが、にはが後投げ安定で、はで止まるといった課題もあった。
とくにが本大会で一番悩まされた。1度鈍いを積んだら、の地震やの鉢巻ブレバでは逆に起点にされてしまう。また、置き土産などの起点作成力も高く、土産からを展開されると堪らない。本大会での裏のトップメタだったように思えた。
この環境への解答としては、が挙げられる。にこそ不利をとるが、に対して有利が取れ、引きはねむりごなでケア可能。振り方を調整して、じならしで抜きにすることで、悪巧みによる崩しもケアできただろう。その分を選出できないが、そもそも自体がに不利であり、メガ枠としてはの方が適していたように感じた。
個人的に、統一戦で受け思考になるのを恐れる傾向があるので、辺りを採用するのを躊躇ってしまっていたが、今大会の敗因はの不採用が大きかったように感じたので、しっかりと次回に活かしていきたい。
以上が環境考察だ。勝敗自体は15戦12勝3敗、最終レート1608(3位)と、好成績ではあったのだが、そこに甘んじることなく、研究を進めたいと思った。
・さいごに
なんといっても、参加者の方の感想や考察を聞くのが楽しみでたまらない。主催するにあたって、実戦以上に楽しみな瞬間なので、参加した方はぜひとも今回の大会のアツかったポイントを出してくれると嬉しいです!