ポックルの対戦記録

とある毒ポケモン使いの考察記録です

【S12スぺレ】毒統一式フシデリレー 瞬間4位【序盤使用構築】

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f:id:panpikkle:20180909192450p:plainはじめに

序盤元気して1ページ目まで行ったのですが、環境がちょっと進んで刺さりが悪いと感じたので供養として投稿します。

 

今回のスペシャルレートは、端的にいうと

①準伝説禁止→重いf:id:panpikkle:20180904035204p:plainf:id:panpikkle:20180904034832p:plainf:id:panpikkle:20180904035532p:plainf:id:panpikkle:20180904035523p:plain等の対策に割くリソースを他に回せる

②過去作あり→特定ポケに対して警戒心を持てよ?カウンターゲンガーも使えるぞ

③メガ禁止→いつものメガゲンの対面操作は厳しいが、キツイ奴らも減った

 

というのが毒統一の立場から言えることです。

 

①があまりにも美味しい反面、かの天敵f:id:panpikkle:20180909192327p:plainの天下ともいえる環境になります。また、このルールは基本的には普段のシングルから引き算されたルールといえるので、「シングルで強かった並びのうち、当ルールで再現可能な並び」は流行るはずです。実際これに該当する「受けループ」「ジャロゴーリ」は多く、対策必須と考えました。

とくにf:id:panpikkle:20180909192409p:plain対策として私のパーティで容易に用意できる技(激ウマギャグ)はどくびしです。どくびし要員として、ある程度の汎用性を求めた結果、加速とがむしゃらを会得するf:id:panpikkle:20180805170726p:plainは最有力候補です。が、裏でみがまもをする以上、みがまも要員にはある程度のSが求められます。Sの保証があり、定数ダメソースを持ったポケモン・・・そう、加速とまとわりつくを持つf:id:panpikkle:20180805170726p:plainですね。あれ・・・?

 

f:id:panpikkle:20180805170726p:plainが2匹いる・・・・・・!?!?採用できねえじゃん!

 

ということで、加速とがむしゃらを併せ持つ、ペンドラーでないポケモンのうち、最もSが高い子を探すとf:id:panpikkle:20180909192450p:plainである。f:id:panpikkle:20180909192800p:plainは遅いのでf:id:panpikkle:20180909192450p:plainが最適である。f:id:panpikkle:20180909192800p:plainは硬いのでf:id:panpikkle:20180909192450p:plainである。こうして

フシデペンドラーの並びが爆誕した

 

以下パーティ紹介です

 

 

f:id:panpikkle:20180909192450p:plain型紹介

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持ち物:きあいのタスキ

特性:かそく

技構成:どくびし まもる がむしゃら ダブルニードル

実数値(努力値):90-97(252)-57(↓)-x-44-119(252↑) HBD個体値

 

本構築の始点。コンセプトであるどくびし、がむしゃらは確定として、1加速で抜ける範囲に限界があるのでまもるを採用。後攻がむしゃら後の攻撃技をラス1枠に入れる必要があるが、AもCもぶっぱで3桁に達しないので、何かを縛るといったことを意識する必要は全くない。そこで、追加効果や無効されないこと、非接触であることを重視した技選択を行った。

「虫の抵抗」もかなり強そうだったが、「ダブルニードル」に惹かれ採用。一応解説しておくが、ダブルニードルは威力25の2回攻撃技で、2回の両方に毒状態2割の判定のある虫タイプの技である。ヘドロ爆弾と違い鋼に無効化されないうえに毒率も2回あるので36%と、覚える技のうち最高確率をたたき出す。弱いわけがないのだ。

f:id:panpikkle:20180909192409p:plain入りに展開する予定で組み込んだが、想像以上に投げやすく、多くの相手に対して初手で1-1交換かそれ以上の働きを見せた。また、f:id:panpikkle:20180904042432p:plainなどのSが低めの相手に後投げしてがむしゃらで役割破壊して退場、というのも面白かった。

上位に行くにつれて増えるf:id:panpikkle:20180909195919p:plainに何もできないのは課題だったが、後述のf:id:panpikkle:20180805170930p:plain辺りで誤魔化していたので出せなくはなかった。

 

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持ち物:くろいヘドロ

特性:かそく

技構成:どくどく まもる みがわり まとわりつく

実数値(努力値):161(204)-94(↓)-109-75-96(52)-180(252↑)

 

どくびし嵌めの相方。定数ダメソースであるまとわりつくと加速しながらみがまもを展開できるのがウリ。どくどくの枠は別の何か攻撃技を入れてもいいように感じた。地震があればf:id:panpikkle:20180909195919p:plainに対してもある程度有利だとか、一考の余地はあるように思えた。

 

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持ち物:カクトウZ

特性:のろわれボディ

技構成:シャドボ 気合玉 こごかぜ みがわり

実数値(努力値):135-63(↓)-80-182(252)-96(4)-178(252↑)

 

f:id:panpikkle:20180909201146p:plainf:id:panpikkle:20180909192327p:plainf:id:panpikkle:20180909201226p:plainの並びに大して有利を取るため採用。f:id:panpikkle:20180909192450p:plainが強烈に初手f:id:panpikkle:20180909201146p:plainを誘うので、それに合わせて奇襲をかけられる枠を置けるのは大きかった。

後述のf:id:panpikkle:20180904024316p:plainの胞子からこいつに繋いだときに安定択となるみがわりの存在も大きく、残せたら最後、どんどん相手を駆逐してくれた。

 

 

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持ち物:ウイのみ

特性:さいせいりょく

技構成:胞子 イカサマ クリスモ ギガドレ

実数値(努力値):220(244)-90-134(252↑)-105-102(12)-32(↓)

 

いつものシングルの過労死クッション。アタッカー無償降臨サポートをこなすほか、構築単位で重いf:id:panpikkle:20180909201713p:plainなどへの受けとしても強かった。しかし、どくびし展開を行うf:id:panpikkle:20180909192450p:plainとの相性が悪く、f:id:panpikkle:20180909192450p:plainを出した時に出しづらかったのは問題点だった。

役割対象であり個体数の多いf:id:panpikkle:20180909192327p:plainにはみがわりされることもあって、立ち回りを精査する必要があるように感じた。

 

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持ち物:ゴツゴツメット

特性:すりぬけ

技構成:ブレバ 前歯 挑発 羽休め

実数値(努力値):191(244)-110-109(68)-x(↓)-100-192(196↑)

 

環境にぶっ刺さっている蝙蝠。挑発羽+ゴツメの組み合わせにより役割対象が広く、メジャーどころではf:id:panpikkle:20180909202240p:plainf:id:panpikkle:20180904033635p:plainf:id:panpikkle:20180909202312p:plainf:id:panpikkle:20180909202351p:plainf:id:panpikkle:20180909201226p:plain等に強く出る事ができた。

一応特殊耐久をf:id:panpikkle:20180904025315p:plainの変幻冷ビ耐えまで厚くするようHSベースにしていたが、他枠で見るよう立ち回ればBSベースの方が強いように感じた。BSベースだとf:id:panpikkle:20180909192327p:plainなどにも安定しそうだ。

後述のf:id:panpikkle:20180805170930p:plainとの補完は言うまでもなく、f:id:panpikkle:20180909192450p:plain始動のサイクル戦を展開すると強かった。

 

 

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持ち物:バンジのみ

特性:くいしんぼう

技構成:のろい リサイクル ちいさくなる はたきおとす

実数値(努力値):212(252)-125-127(252)-x(↓)-133(4↑)-70

 

詰め要員。f:id:panpikkle:20180904025348p:plainのような強力な崩しアタッカーが少ない環境で、要塞となりつつあるこいつを止める手段を持ったパーティは少なく、大暴れできた。挑発のないf:id:panpikkle:20180904025918p:plainなども状況次第で起点となるので、パーティ単位で厳しい相手に対しても気合で押し込めた。

どうしても無理な相手はf:id:panpikkle:20180909201226p:plainf:id:panpikkle:20180909202351p:plainなどだが、ここにはf:id:panpikkle:20180909203442p:plain後投げが安定するのであまり心配はいらない。2匹で弱点の補完を取りつつ回し、f:id:panpikkle:20180909192450p:plainf:id:panpikkle:20180909203537p:plainなどで崩しを行う選出が多かった。

確実に本構築のMVPである。というかこいつ強すぎるんだ・・・

 

 

f:id:panpikkle:20180909192450p:plainさいごに

今回は運よく1ページ目まで到達できました。構築も異端極まるものでここまで到達できるような面白ルールなので、「常にマイノリティであれ」的な主義の方にはオススメです。

QRも公開しました。フシデで検索したら多分1発で見つかると思います。

スぺレ人口が少ないのは悲しいので、みなさんも潜りましょう。ではでは!