ポックルの対戦記録

とある毒ポケモン使いの考察記録です

【推理問題】毒技無効の問題

 

 

A「Cにどくどくを打ったところ、もうどく状態になった。Bにメロメロを打ったところ、こうかはなかった。」

 

B「私が打ったヘドロウェーブ、ちょうはつは両方Cに対してこうかはなかった。また、私は複合タイプを持たない。」


C 「私はメタルバーストを覚えます。」

 

それぞれ、シングルレート準拠で初ターンに行動した際の結果について、3匹のポケモンが主観を語ったものである。

 

また、「ねこのて」「ゆびをふる」「ねごと」「ものまね」等の、「他の技を出す技」により出た技は介在しないものとする。

 

このとき ABCの種族名を答えよ。さらに、限定すべきならば特性も答えよ。

 

 

解答

(ネタバレ防止のため改行しました。下スクロールしてください。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

A 特性「ふしょく」のヤトウモリ♂

 

B 特性「いたずらごころ」のトルネロス

 

C キリキザン

 

のみが答えとなります。

 

「Aエンニュート」 「Cコマタナ」はどちらも不正解となります。

 

 

解説

まず、Bの放った「ヘドロウェーブ」が優先度もない単なる攻撃技であることを踏まえると、Cに対して「こうかはない」状況として考えられるのは、Cがはがねタイプの場合しかありません。

 

はがねタイプのうち、「ちょうはつ」を無効化しうる「どんかん」「マジックミラー」「アロマベール」のポケモンは存在しません。

つまり、「ちょうはつ」を受けなかったのは、特性「いたずらごころ」を「あくタイプ」で無効化したものであると、状況を絞り込めます。

 

この時点で、Cは「あく」「はがね」の複合となり、候補は「コマタナ」「キリキザン」の2択ですが、メタルバーストを覚えない「コマタナ」は除外され、「キリキザン」で確定します。

 

次に、特性「いたずらごころ」持ちで、「ヘドロウェーブ」「ちょうはつ」を両立できるポケモンは、「トルネロス」「ボルトロス」の2匹しかいません。

Bの発言から、「自身が複合タイプを持たない」とあるので、Bは「トルネロス」で確定です。

 

最後に、Aの条件を見ていきましょう。

Aは、「はがね」を持つ「キリキザン」に対して「どくどく」を通しているので、特性「ふしょく」で確定です。「ふしょく」を持つポケモンは「ヤトウモリ」「エンニュート」の2匹です。

 

また、♂固定である「トルネロスに「メロメロ」を失敗したことから、「性別なし」「♂」のどちらかであると分かります。

Aが「エンニュート」の場合、性別が♀固定であることから、明らかに矛盾します。

よって、Aは「ヤトウモリ」で確定します。

 

 

A ヤトウモリ(ふしょく)

B トルネロス(いたずらごころ)

C キリキザン