ポックルの対戦記録

とある毒ポケモン使いの考察記録です

【S5使用構築】げきくさロン毛

前期から愛用したダイマ枠をギャラとサザンに絞り、ほか4枠を非ダイマ枠として組んだ。

また、先発枠+クッション枠+ダイマと選出したかったため、先発性能の高い型、クッション性能の高い型を探求した。

 

最終日、切断バグでやる気が失せたので結果は見せるほどのものではありませんが、備忘録として載せておきます。

 

 

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性格 ようき

持ち物 きあいのタスキ

特性 ダルマモード

努力値 28-196-60-0-4-220

実数値 184-185-83-×-76-157

あくび みがわり ほのパン 氷柱落とし

 

調整ライン

•ドラパルトの珠ドラゴンアロー耐え

•最速90族抜き(ドリュ抜きヒヒダルマ抜き抜き)

•みがわり2回でダルマモード発動

 

先発枠として起用。

タスキ型なのに耐久振ってるしみがわり覚えてる訳の分からない型だが、この調整が最適なので仕方ない。

 

https://lami8303380.hatenablog.com/entry/2020/04/01/115904

 

こちらのブログの、「タスキダルマモード型のSを落とす利点」を参考にした。

要約すると、初手ダルマミラー(相手はスカーフorハチマキ)でS落としが活きる。

 

•相手がスカーフのとき

相手視点ではスカーフミラーを警戒するのでとんぼがえりは押せない。つまりフレドラかばかぢからが来るので対面で勝てる

•相手がハチマキの場合

後攻を取ることで、フレドラ反動かばかぢからのB下降により後攻で一撃で落とせる。

先制を取ると、B下降や反動がないので、ただの不一致炎Pを耐えられて、お互いが生存、相手がヒヒダルマを温存する択が発生する。

 

つまり、「初手で奇襲できる強み」を活かすためには、1ターンで決着する方が良いので、ダルマミラー後手が有利となるS削りが有用という話だ。

 

 

ここで、私は構築的に起死回生が欲しいとは思わなかったため、残りの努力値は耐久に振るべきだと考えた。(改変その1)

そこで、耐久ラインとして有用そうな「珠ドラパルトのドラゴンアロー」を耐える調整にした。

 

また、S削りの量を丸パクリする必要も薄いと感じたので、この構築記事を丸パクリした人を抜くために、参考元より高い数値にしたいと考えた。

そのため、参考元の記事の「ドリュウズ抜き」+1以上は確定。(改変その2)

そのため、適当なラインとして90族抜きまで振った。

 

さらに、余った技枠を考えた時に、初手ナットレイ対面に勝てないことに着目。不一致炎Pは当然耐えられるため、対面から勝てる戦略を考えた。

そこで思い付いたのが、能動的にHPを削り、炎Pを一致技にすることが可能となるみがわりの採用だ。(改変その3)

 

ナットレイ対面限定の技であるから、タスキとの相性が悪かろうと関係ない。

ナットレイは初手ダルマ対面でまもるを選ぶ可能性が高いことから、初手みがわりで純粋に1ターンのアドを取れる可能性も高く、みがわり+鉄棘2回でダルマモードが発動する8n調整を完備した。

 

また、あくびとみがわりは純粋に相性も良い。

 

こうして、努力値、持ち物、技すべてが噛み合ってないように見える型が完成した。が、この構成じゃないと出来ないことがあるのでこれで良い。

 

が、ヒートロトムなどと対面したときは岩石封じやエッジが欲しかったので、みがわりの枠は諸説ある

というかスカーフダルマからこの型に変更した瞬間ナットが出てこなくなった、何故だ。。。

 

ともあれ、確実にみがわりじゃないとダメな局面は多かったため、この型は確実にアリである。そうそう、アリで思い出したが珠出合頭アリに勝てるのが気持ちよかった。

 

 

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性格 おくびょう

持ち物 こだわりスカーフ

特性 てんのめぐみ

努力値 4-0-0-252-0-252

実数値 161-49-115-172-135-145

トリック 放射 マジシャ エアスラ

 

先発性能とダイマ性能を兼ねた、準先発枠。

状況をみて柔軟にダイマにシフトできるのが優秀だった。

 

先発枠に求めるのは、ダイマエースが動きやすい環境づくりであるから、トリックを仕込んでみたが、エアスラを撃つ機械になりがちだった。ダイマ時の打ち分け意識でサブウエポンでも良かったかも?

あとコイツみたいな、古来からヘイトを産んでるポケモンはこのご時世切断バグ使いの言い訳に使われがちなので、あまり強くないかも(世知辛い)

 

 

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性格 ずぶとい

持ち物 しんかのきせき

特性 ようりょくそ

努力値 252-0-236-0-20-0

実数値 167-×-132(198)-105-98(147)-60

カッコ内は輝石の実効値

力を吸い取る ねむりごな 宿り木 ギガドレ

 

調整ライン

•パッチラゴンの張り切りダイバーン、ダイジェット(威力120)確定耐え

 

ダイバーン(晴れる)→力を吸い取る→ダイバーンも耐え(晴れと下降で相殺)

 

クッション枠その1

……であるが、初手ダイマックス系の対面構築っぽさに対しては先発で出す。

流行ったジュエルホルードなどにはコイツを合わせないと受からない。

 

シーズン1から愛用している、ギャラドスサザンドラと相性のいいクッション。ホントにギャラサザン使いはなぜ皆クサイハナを使わないのか問い詰めたいレベルで相性が良い。

 

コイツを突破する手段がダイジェット勢のみのパーティが多く、無理やりダイマックスを引き出すことができる。

そういうダイジェットについても、陽気ギャラドスのダイジェットくらいなら高確率で耐える(HB特化で丁度確定耐え)

 

基本的に刺さらない構築はないので、2番手もしくは初手に出す。あからさまな挑発持ちには注意したいが、そもそも挑発持ちが減った気もする。

 

☆ねむりごなというか、後攻催眠とダイマックスのの関係性について

相手がダイマックスするつもりで選出した枠を誘い出してねむりごなを当てた場合、次のターンで裏のエースを無償で場に出せるのは勿論である。

そして次のターン、相手の眠ったダイマックス枠は1/3で目覚めるため、ダイマックスを切りたくないよって、眠らせた時点で、無償降臨+ダイマックスプランの妨害が成立する。相手がダイマックスを切りたい局面だったはずなのに、切りたくないと思わせることが出来る。

そういった意味で催眠系統の技は非常に強力な戦略であるし、キノコの胞子勢が大幅にリストラされた原因も此処にあると思う。というか、今作にモロバレルが居たらヤバかった。

 

と、このクサイハナというポケモンについては、まだまだ研究の余地があるように思える。上手いプレイヤーに使ってみて研究を発展させてほしい。

 

 

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性格 わんぱく

持ち物 のんきのおこう

特性 いたずらごころ

努力値 244-0-140-0-124-0

実数値 201-140-113-×-111-80

トリック ソウルクラッシュ イカサマ ふいうち

 

調整ライン

•無補正ミミッキュの珠じゃれ確定耐え

•補正ギルガルドアイアンヘッド確定耐え

•補正ギルガルドのラスターカノン最高乱数切りで耐え

備考:BDの数値がほぼ同じことから分かるように、ガルドの補正威力80一致抜群を同時に耐える調整は存在しない(ロンゲガルドの定理)

B113D111→B111D113にすると、アイへとラスカの確定・乱数が逆転する。

 

さて、この構築の革命枠となったのがこのオーロンゲ。

参考元はこちら↓

https://www.teaparty-poke.com/entry/2019/11/20/こうこうのしっぽオーロンゲ

 

先発枠その3として採用したが、先発で荒らせる性能だけでなく、クッション枠その2としても扱える、柔軟な枠だった。

 

クサイハナとの同時選出がなかなか奥深い。

クサイハナは先述のとおりダイジェット枠を強烈に誘う。そのダイジェットに合わせてオーロンゲに交代して受け、トリックで足を奪う。

この動きで相手のダイマエースを封殺し勝った試合が多かった。

 

また、先発で投げた時も思考停止トリックではなく、クサイハナ引きを検討すると良いゲームメイクが出来る。

 

ほかの技枠としては、

トリック後にC低下でサポートでき、トリック無効の悪タイプへの打点となるソウルクラッシュ、無難に強いイカサマまでは参考元と同様確定として、私はさらに不意打ちを採用した。

この不意打ちの意図は2つあり、

•まず1つ目は先発枠を他に任せた時、借り漏らしを突破するためである。トリックを当てたくない虫の息な相手に対して、確定後攻の攻撃技しかないのはあまり嬉しくない。

•そして2つ目は先発で対面突破できる相手を増やすためである。最も注視したのは、オーロンゲの誘導力だ。トゲキッスオーロンゲ、さらにギャラサザンと、積んだらヤバい奴らがいっぱい並んでいるため、対戦相手は猛烈にオーロンゲの壁展開を疑う。

そこで電磁波を無効化でき、一致弱点を突ける枠として先発に猛烈に誘い込めるのがドリュウズだ。コイツを狩るのが目的となる。

イカサマ+不意打ちでドリュウズは確定が取れるため、みすみす逃すわけにはいかない利だ。

無論、アイへが飛んでくるので3割で悔しい思いをすることは言うまでもない。

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オーロンゲが対面を突破するということは、2匹目にトリックが決まるということ。

つまり1:‪2交換が成立するわけで、欲張りな人には不意打ちがおススメ。

 

 

 

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性格 おくびょう

持ち物 ラムのみ

特性 ふゆう

努力値 0-0-4-252-0-252

実数値 167-×-111-177-110-165

悪巧み ラスカノ 悪の波動 竜星群

 

ダイマエース1号……だが、ギャラドスと同時選出して、コイツをダイマックスさせないことも。

ドラパルトがいると出しづらいことを考えると、ラムのみをハバンのみに差し替えても良いかもしれない。

というか、悪巧みした時点でラムのみが読まれまくる。

 

ヒヒダルマがタスキである(→スカーフではない)ことが先発でバレると、サザンドラはスカーフだと思われがちであるから、私スカーフ持ってますよって顔をしながら繰り出すとドラパルトなどを流しつつ悪巧みが積めて楽しい。

 

 

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性格 ようき

持ち物 いのちのたま

特性 じしんかじょう

努力値 4-252-0-0-0-252

実数値 171-177-99-×-120-146

とびはねる 滝登り 逆鱗 パワーウィップ

 

真のダイマエース。コイツを出すときは必ずコイツ以外はダイマックスさせない。

ダイマックスしたときの恩恵、抜き性能が全ポケモン中トップクラスであるから、とにかく他2匹はコイツのサポートに回る。

 

•オーロンゲがトリック+攻撃でダイジェット確定圏内かつギャラが先手に

クサイハナが寝かせて相手のダイマックス枠をダイマックスさせない状態に

ヒヒダルマが欠伸でギャラドスの積める相手を探る

サザンドラトゲキッスが先発で場を荒らして登場

 

と、全員がギャラドスを介護に回る。

 

 

とくに、クサイハナギャラドスストッパー全般(数値受け、パッチラゴン等)に軒並み強いことから、先発で1匹目を倒しつつ荒らす、ギャラドスが2匹目を突破しつつ3匹目で止まる、3匹目をクサイハナで止める、という流れが多くを占めた。

 

 

 

 

以上、今期の構築でした。

先発枠に悩むシーズンだったので、いろんな先発枠を試したのですが、最終的にこの形に落ち着きました。

が、正直言うとドククラゲが居たら即決で先発枠はドククラゲになってるはずだなあと50億回くらい思考が行ったので、私はやはりアローラに精神を置いてきたようです。

 

勝率はめちゃ高かったので、ちゃんとやれば結果は出ると思いますが、モチベーションが足りなかった……

と、盛大に言い訳してますが、来期もこの並びを軸にちょこちょこと改良していきたいので、何かご意見ご質問ありましたらお願いします!