ポックルの対戦記録

とある毒ポケモン使いの考察記録です

【スパイクチャレンジ使用構築】どくびしドラパルト【最高1758,最終1734】

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★追記 最終91位でした。やったね!

 

 

公式大会:スパイクチャレンジに参加してきました。

 

この大会のルールは,一部の準伝説とダイマックスが禁止ということで,7世代のころの知識が活かせるのではないかと思い,7世代で最も強かった並びである「モロバレルメガゲンガー」を再現しようというコンセプトで構築を組みました。また,もう一つの主軸であった「どくびし+メガゲンガー」も再現しようと考えて組みました。

 

モロバレルが今作で影を潜めている理由は幾つかあって,

ダイマックスによりエレキフィールドミストフィールドを張られやすい

②耐久がカツカツなのでダイマックス技で吹き飛びやすい

③というか環境に飛行技(ダイジェット)が多すぎる

ダイマックスされると相手が固くなり,タイマンで負けてしまう(ダイマ非考慮だと割と対面性能は高い)

このようなモロバレルのジレンマが解消されるので,本ルールでモロバレルは刺さるだろうと考えられた。

 

しかし,相方として優秀だったメガゲンガーは今作にはいない・・・ということで,代用品として祟り目ドラパルトを採用。

さらに,前作で祟り目メガゲンガーと好相性だったどくびしドククラゲを採用。

 

これにより,7世代末期の毒統一で基本選出としていた「ドククラゲモロバレル+ゲンガー」を再編成した。

 

さらに補完として,ガブリアスバンギラス,一撃ウーラオスなどの強力な物理アタッカーが重いため,HBカバルドンを採用。ふきとばしとステロにより,どくびしとのシナジーもよい。

 

そしてモロバレルと相性の良いアタッカーとして,高速低耐久の代名詞たるスカーフヒヒダルマを採用。モロバレルをクッションにしつつ2匹のエースをくるくると回す戦術が取れるようになる。

 

さいごに,受けループが重すぎたため,完膚なきまでに叩きのめすべくゴチルゼルを採用。こうして構築が完成した。

 

 

ドククラゲ@タスキ

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特性:クリアボディ

155-67(↓)-86(4)-132(252)-140-167(252↑)

どくびし こごかぜ ねっとう ミラーコート

 

どくびし始動要因のなかでは,熱湯とこごかぜのおかげで圧倒的な汎用性を誇る。

とくに熱湯が優秀で,パーティ単位で誘うウーラオスに刺さるのが大きい。

 

ミラーコートは読まれることが多く,ヘド爆あたりの方が強かったかもしれない。

 

相手のパーティの半数以上にどくびしが刺さるときは積極的に出していた。

後述のドラパルトのたたりめと併せて,3タテコースが狙える。

 

クリアボディの発動機会はなかったが,ナットレイにやどりぎを打たれた試合はあったので多分ヘドロ液で良かった。

昨今のガブリアスは岩石封じをしない。

 

 

モロバレル@ウイのみ

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特性:再生力

221(252)-90-134(252↑)-105-101(4)-31(↓)
胞子 イカサマ クリスモ ギガドレイン

 

HBに振り切ることで,ウーラオスの暗黒強打を2耐えしたりガブリアス剣舞地震を耐えたりできる。

 

ヒヒダルマとドラパルトを場に出すために活躍するクッション。

ホントはアーゴヨンみたいな積みアタッカーも入れたかったが,ルール上馬車やUBみたいな能力上昇系アタッカーが軒並み入れられないので仕方ない。

 

 

★ドラパルト@食べ残し

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特性:すりぬけ

163-112(↓)-95-152(252)-96(4)-213(252↑)

鬼火 祟り目 流星群 みがわり

 

8世代のメガゲンガー

どくびしから祟り目コンボ,もしくはモロバレルの胞子祟り目コンボとなる。

確定圏内に入らない相手でも,みがわりを使えば毒ダメージを稼げるので悪くない勝負になる。

 

流星群の枠は諸説あるが,レジエレキをワンパンできることや,一撃ウーラオスに対してみがわりでふいうちを透かしてから流星群を当てられたりと利点は多い。

 

 

ヒヒダルマ@スカーフ

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特性:ごりむちゅう

181(4)-191(244)-75-x(↓)-76(4)-161(252↑)

とんぼがえり 氷柱落とし フレドラ 馬鹿力

 

バレルさんのおかげで無傷で場に出ることができる。すごーい!

特に語ることのない優秀性能。

とんぼでバレルに交代して,胞子して,再度ダルマを場に出す。

 

あと単純にドラパルトとちょっとだけ相性補完があるのがうれしい。ドラパルト⇔ヒヒダルマで交代が成立するときは,それを利用して有利状況を持ってくる。

 

7世代毒統一のスカーフアーゴヨンのような手触りで,非常に手になじんだ。

 

 

カバルドン@オボンのみ

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特性:すなおこし

215(252)-132-187(252↑)-x-93(4)-67

ステロ ふきとばし なまける 地震

 

重くなりがちなエスバ,一撃ウーラ,ガブリアスバンギラスなどを受けるために入れたが,テンプレ型で採用するあくびがどくびしとアンチシナジーなため,なまけるを採用することになった。

逆に,上記の相手にどくびしを踏ませることができれば,なまける連打でシンプルに詰ませることができる。

他にも,なまけるがあるおかげで,TOD狙いにシフトしやすいことなども利点だった。

 

ドククラゲを選出していないときは状態異常を撒ける要員がないため,ドラパルトの鬼火依存になってしまったのは難しかった。

良くも悪くも,使用者の腕前が問われるポケモンだった。

 

 

ゴチルゼル@カゴのみ

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特性:かげふみ

175(236)-54(↓)-116(4)-116(4)-172(212↑)-92(52)

ねむる コスモ 悪巧み アシストパワー

 

こちらも語りつくされてそうなテンプレ型。

パーティ単位でポリ2ドヒドラッキーあたりが苦手だったため,ピンポイントでの対策枠として採用した。

 

ドラパルトと併せて強烈に悪タイプを誘うため,意識しておく必要がある。バンギウーラ対策をバレルカバで厚くしているのはそのためである。

 

とくに,構築を眺めてみるとスカーフサザンドラで積んでいるように見えるが,ヒヒダルマは大文字以外の技を耐えるため,ヒヒダルマで対策とした。

 

大文字を打たれた場合,ゴチルゼルが起点にしつつ悪あがきで退場させることができるので,やはりなんとかなっている。

 

かげふみという特性はメガゲンガーで使い慣れているので,肌に合っていた。

 

 

 

さいごに

7世代のころの知識を活かして組んだ構築で,そこそこのいい成績を出すことができたので満足です。

 

次回作ではダイマックスがないということなのでしょうかね?個人的にはこっちのルールの方が好きだったので,ぜひダイマのないルールが来てほしいな,という思いです。