ポックルの対戦記録

とある毒ポケモン使いの考察記録です

【準伝厳選】王冠を考慮した完全理想判定法

・はじめに

 

サン・ムーンより「きんのおうかん」「ぎんのおうかん」の登場により、レベリング環境が整いさえすれば準伝の理想個体が比較的楽に手に入る環境となりました。つまり、今作で準伝に求める条件は、「性格一致、めざパ、特殊型のAの低さ」の3つとなるわけです。

 

ここで、

「これだけ簡単に厳選出来るのならば、今まで妥協して来たA0個体も粘るべきではないか」と考え、A0を粘る時に便利な判定法を紹介します。

 

 

・用意するもの

1. 任意のボール

2. (必要であれば)捕獲要員

3. 中〜高レベルのマシェード

4. シンクロ要員

 

3について。今作で新たに追加された技のうち、マシェード族(とドーブル)専用の技に「ちからをすいとる」というものがあります。

この技の効果は、「相手のA実数値分のHPを回復し、相手のAを1段階さげる」です。

お分かりの通り、十分にダメージを受けたマシェードならばA実数値を判定することが出来るのです。

 

例としてウツロイド厳選を挙げましょう。

ウツロイドの技はパワージェム、アシッドボム、ベノムトラップ、ミラーコートです。

UBの技選びAIは通常の野生ポケより賢いらしく、有効でないベノムトラップは打って来ません。

よってパワージェムやアシッドボム、ミラーコートが飛んでくるわけですが、マシェードはある程度のレベルでないとアシッドボムで落ちてしまいます。筆者が適当に捕まえた個体はレベル41でビアーのみを持ち、アシッドボムを確定耐えにすることが出来ました。

 

初手にマシェードをぶつけ、ちからをすいとる……ではなくキノコのほうしを撃ちます。ここでミラーコートでなければ後攻で胞子が当たり、次ターンちからをすいとるでA判定ができます。

ミラーコートであれば先制胞子となり、ちからをすいとるが後手に回ってしまうので判定ができませんが、胞子をずっと連打し起きたターンミラーコート以外が来れば判定、ミラーコートをされれば仕方ないので判定せず捕獲してみましょう。

ウツロイドのAは最低で56なので、私は回復量が50台でめざ氷なら採用として厳選しましたが、判定で弾く範囲がかなりシビアなので非常に効率が上がりました。

 

また、ちからをすいとるの二つ目の効果より、Aを下げてしまうので何度も打つと回復量も下がると思うので(要検証)、ちからをすいとるチャンスは1回です。

となると先制でちからをすいとるを撃ちたいと考えましたが、補正最速でも超高レベルにする必要があり、手軽に要員を確保できるメリットが失われるので後攻に甘んじる事をオススメします。

 

 

・さいごに

マシェードの進化前、ネマシュは夜のみせせらぎの丘のくさむらでエンカウントできます。厳選対象は特殊型なので、きちんとネマシュを厳選してから育成するならばおだやかHD振りなどで採用でしょうか。そこまでキッチリやるつもりはなかったので、興味がある方は良いマシェードの調整でも探してみてください。