ポックルの対戦記録

とある毒ポケモン使いの考察記録です

【シングル】毒統一用先発襷ウツロイド【単体考察】

・はじめに

久々に毒統一で襷枠が余ったので、先発に投げやすく襷と相性のいい毒ポケモンを開拓中なのですが、現在のところ1番使いやすいと感じた襷ウツロイドを紹介します。

 

 

・型紹介

f:id:panpikkle:20170609201923g:image

持ち物:きあいのタスキ

特性:ビーストブースト

努力値:4-0-0-252-0-252

実数値:185-*-67-179-151-170

技構成:電磁波 草結び めざ氷 ジェム

 

・考察

 

ウツロイドといえばステロのイメージが強いが、現環境で起点構築やサイクル系でもない限りステロの旨味が薄いと感じたので、採用しない方針となった。その分の技枠をつかい、先発に投げやすく、出し負けにもケアが効くような構成を意識した。

 

地面に対しての打点として、ガブ全盛期ならばめざ氷のみで足りたが、マンムーカバルドンなどを意識して草結びも搭載。これにより先発に誘いやすいほぼすべての地面枠に対して悪くないスタートを切れる。

ガブランド辺りはめざ氷を耐えられて岩石から入られたり、スカーフだったりすると対面で負けるが、前者ならスカーフでないと判定できる(つまりこごかぜゲンガーで縛れている)し、後者なら引いてウツロイドを温存、相手はステロを撃てないので後々に仕事が期待できる。Sがそれなりに高く、技も電磁波などにより腐りにくいので、他の襷枠に比べてHP1で残しても利用価値が残りやすい。

 

電磁波について、これは主に出し負け時や交換読みで打つ。例えばメタグロスギルガルドのような不利対面かつこちらがなかなか引けないような相手も、電磁波を入れることでやはりゲンガーの祟り目で縛れるので十分ケアが効いている。

逆にリザードンなどの露骨な有利対面でも電磁波を撃つことで、やはり交代先に麻痺が入り、襷が残ったままのウツロイドを温存する択まで得られる。

 

・相性のいい味方

・電磁波から繋げるみがわり持ち全般

・たたりめゲンガー

・先発地面枠を苦手とするエース

 

正直毒統一用なので抽象化しづらい項ですが……

 

・さいごに

「襷ウツロイド」という型こそメジャーですが、この構成にしている人は少ないのではないでしょうか。

特に電磁波についてはびっくりするくらい使いやすく、負け試合をひっくり返すような偶然性も含んでおり非常に優秀です。

統一以外のパーティでは似たような「麻痺撒き、地面に有効打、相手を殴って積む」という性能を持つジャローダという有力なライバルが居るので差別化が難しそうですが、ジャローダが見れない炎枠への強さと「読まれない」という単純かつ強力な特徴がありますので、パーティによっては有用かもしれません。