s1後半〜s2前半に選出してとくに強いと思った選出パターン
初手スカーフゲンガー+ねむりごなクサイハナ+物理ストリンダーの組み合わせ
最速スカーフゲンガーがドラパルト、ヒヒダルマに対してそれぞれシャドボ、きあいだまで奇襲でき、それ以外であっても雑に切ることで削り・偵察する。
このとき、きあいだまを外したり、こだわり持ちに逆奇襲された場合、30%でのろわれボディが発動、ストリンダーの起点が自然と作成される。
ヒヒダルマ対面は70%で無償突破、外しても3割、全体から見ると9%で無償ギアチェンジが積める。
70%・・・無償3vs2
9%・・・無償起点
21%・・・絶望の未来
こうなるときあいだまは79%の命中と見なしてよく、数値以上の安定精度を誇る。
要するに、初ターンで事故ってもケアのきく確率があるゲンガーは、先発性能が高いのである。
さて、ストリンダーはギアチェンジを積むと止めるのは困難であるが、無償積み要素の2つ目として挙げたいのが「擬似モロバレル」たるねむりごなクサイハナである。
S40族から放たれる後攻ねむりごな、そして耐久を活かすと、外したとしても複数回ねむりごなを撃てる。
そして後攻ねむりごなが決まると、ストリンダー引き→確定眠り、ギアチェンジ→67%で眠り、となり、高確率で無償起点にできる。
また、クサイハナは有利不利が明確で、後出ししてくる相手は限定的だ。皆さんならクサイハナに何を出したいだろう?
そう、飛行タイプ、ストリンダーの元々の起点対象だ。
最速起きをされても、そもそもメジャーなひこうタイプであるアーマーガアなどはストリンダーに打点を持たず、そのまま積めることが多い。
特殊型だと誤認されることから、ギアチェンジタイミングにそもそも交代されることも多く、無償で積める確率は67%を遥かに上回る。
実際のところは、ねむりごなチャンスが1度しかないこともふまえると、釣り交換で合わせるのも良いだろう。75%以上で当たると自信のある交換読みなら当然釣るべきである。
逆にストリンダーが止まる相手、水地面組筆頭の耐久振り地面枠だが、これはクサイハナが有利。攻めの補完がある。
さらに勝率を上げるために、奇襲技としてゲンガーにエナジーボールを入れるのを推奨する。これがあるだけでストリンダー成功率がアップ、ねむりごなの無償降臨でゲンガーを出せばよい。
ねむりごなから場に出すと、相手は嫌でもたたりめを想定するから、そこも踏まえた読みで技をこだわるとよい。
ざっと利点は上記のほどだが、エースバーンなどの一部炎枠などに瞬殺されるので、出す相手は見極めよう。
この選出は万能ではない。一例として、出せたら強力であることは保証したい。
☆さいごに
このように、この3匹には面白い補完が多く存在する。
7世代毒統一の経験者ならば、「ゲンガー+モロバレル+アーゴヨン」の並びをイメージして頂けると想像しやすいかと思う。パワーは相当落ちたが……
ゲンガーとストリンダー、2匹の攻め枠をクサイハナでクッションする。片方はスイーパーor偵察、片方は積みからの全抜き。
両者耐久が怪しいのでクッションによる無償降臨を要するので、相手を寝かせる。
ドラパルト+タイプ:ヌル+アイアントが今作では近い思考だと思う。2エース1クッション。
さいごに、この並びを組み込んだ構築IDを掲載しておく。
よろしければ、使ってみてはいかがでしょう??