7世代最後のオフとして、えふさん主催の「第四回エフワングランプリ」に参加してきました。
上位200位禁止ルールという、今では最早メジャーとかした制限付きのオフ大会でした。
使用構築はこちら
結果は予選4-2の2位通過、決勝トナメでなんと優勝しちゃいました!✨✨
https://twitcasting.tv/c:shinonomehai/movie/577110316
↑決勝cas見れます
7世代最後のオフで存分に暴れられたので大満足です!
・構築の経緯
※型だけ知りたい人は次の項目まで飛ばしてください。
メノクラゲです。
剣盾にて登場することが発表されておらず、ドククラゲ一家がガラルに入国できる保証がないことから、メノクラゲを採用することを第一に構築しました。
最後になるかもしれないもんな・・・・・・
悲しんでる時間があれば活躍させてやりたいと考え、オフで暴れさせてやろうと・・・。
さて、メノクラゲを使うにあたって一番強い型とは?
そりゃドククラゲと同じことさせるのが最強だろぉ!?
ということでCS襷型を考察した。
環境トップと見られるランドロスに対してこごえるかぜで対面突破できるのが非常に偉い。熱湯で不正もできる。ミラーコートも強そうだ。
†しかし†
40-40-35-50-100-70
それに対してハリーセン(こちらも参加可能)
65-95-85-55-55-85
なんでハリーセンを使わないか、明日までに考えといてください。
熱湯もこごかぜもアシボも覚えるのである。劣化じゃねえかと言われそうだ。
しかし、劣化だからといって他の型を考察しても、うまく使える気がしない。
いやまてよ
「クリアボディ」と「得体の知れなさ」があるじゃないかと。
初手でハリーセンに威嚇されたらランドロスは警戒して逃げちまうぜ???
ということで、メノクラゲの採用理由をこじつけた。
ほんとは「かわいいから」、ってのが第1だけど秘密だよ(:]ミ
さて、取り巻きというか、使える毒ポケモンをリストアップすると
アーボック |
アリアドス |
ウツボット |
スカタンク |
ダストダス |
ドクケイル |
ドクロッグ |
ドラピオン |
ハブネーク |
ハリーセン |
ベトベトン (原種) |
マタドガス |
マルノーム |
モルフォン |
が最終進化となる。進化前で参戦できないのはゴルバットのみ(のはず)であるから、進化前からも積極的に採用することは意識した。
さて、過去の「TOP200禁止」ルールにおいて優秀だった毒ポケモンとして、「ドガスタンク」のサイクルが挙げられる。
参考:http://panpikkle.hatenablog.com/entry/2017/03/28/174851
弱点無効同士での補完はもちろんのこと、物理受けのマタドガス、特殊受けのチョッキスカタンクを並べることで、数値の補完も取れる。
このサイクルにおいてネックとなるのが、「エスパーへのサイクルカット」つまりはスカタンクの「おいうち」となる。
スカタンクがサイクルカットのトリガーとなり、最終的に通すのはマタドガス側となる。
つまり、マタドガスは使い慣れた「どくみがまも放射」型が有効であると判断した。
さらに、マタドガスでどくどくを撃つターンが隙となりやすいことから、どくびし展開を主軸とすることを決定した。
なんとここで朗報、メノクラゲはどくびし要員になれるのだ。なお、ハリーセンもどくびしができるので、マジでクリアボディと得体の知れなさ以外に勝る要素がない。でも使う。
これで3枠が確定する。
次に、対策必須枠の化身ランドロスについて。
←こわいおじさん
ルール上ちからずくは使用不可(アローラカロスマーク必須)であるから、物理型が多いと判断した。が、特殊型が存在しないとは思えない。
他に使える準伝枠としてコバルオンがおり、コバルオンを突破するにはだいちのちからの方が有用であるなど、ランドロスを特殊型で使う利点は確かにある。
なので、マタドガスに一任することはリスキーと捉えた。当然メノクラゲで対策できるほど甘い相手ではない。
そこで、上から攻撃する、もしくはかならず打点を耐える要員が必要となる。
上から要員としてスカーフ冷パンのドクロッグ
下から要員として輝石ホイーガ
を採用。ホイーガは「下からがむしゃら+上からなんか」ができる。脅威の物理耐久をもち、その指数はすべての毒ポケモンの中で1位である。
特殊耐久もある程度あるので、サイキネも耐えて一撃入れられる。
最後に、コバルオン等の止まる相手がいない構築へ刺さるアタッカーとしてモルフォン
を採用。これでパーティが完成した。
・型紹介
NN「アゲイト」
瑪瑙クラゲ
持ち物:きあいのタスキ
性格:おくびょう
努力値:4-0-0-252-0-252
実数値:116-40-55-102-120-134
どくびし こごえるかぜ ねっとう ミラーコート
こごえるかぜで無振りランドに半分入るのが非常に偉かった。
ハリーセンの場合の考察で危惧していた「とんぼがえりによる襷破壊」も発生せず、地震で居座ってくれたので助かった。
どくびしがコンセプトだったが、マッチング相手に浮いているポケモンや毒、鋼ポケが多くて打てない試合が殆どだった。
しかしこごえるかぜとねっとうを打っているだけで仕事をしてくれたので大満足の結果だった。普段のドククラゲと同じ仕事だったので、プレイヤー側も正しく立ち回れた。手になじむかどうか、も新規育成の際には重要であると改めて感じた。
直前になって、「やはり襷枠はフシデの方が強くないか」なんて誘惑に惑わされかけたが、メノクラゲを使いたいという一心で振り切った甲斐があった。
余談
世にも奇妙な対面だったが、事前にKP発表でメノクラゲ採用がバレて、「メノクラゲの種族値どんなんやねん」からのS70で同速であることがバレた流れが面白すぎたし、実際先発で対面するとかいう珍事件があった。
きちんとメノクラゲでイワークを突破したのでこれまた満足^u^
NN「ウィリー」
カービィのホイールヘルパーのアレ
持ち物:しんかのきせき
性格:ずぶとい
努力値:252-0-252-0-4-0
実数値:147-54-166-60-100-67
どくどく まとわりつく まもる がむしゃら
備考
(1加速で実数値100、2加速でメノクラゲと同速、3加速で最速100族と同速、4加速で130族と同速)
輝石込み実数値は147-54-249-60-150-67
目安:ようきランドロスの地震を最高乱数3連続(1/4096)以外耐え
あまり出せなかったし、思ったような活躍はできなかった。
回復ソースがなく、がむしゃらで強引に削る対面寄りの型となるが、特殊受けであるスカタンクがサイクル寄りの型であることを考えると、出せないのは自明の理だったかもしれない。
アイアントのなかまづくりで加速をなまけにされたときは爆笑した
構築次第では化けたように思える。
NN「ローレンツ」
なんでこう名付けたか覚えてないやつ
持ち物:ムシZ
性格:おくびょう
特性:いろめがね
努力値:0-0-0-252-4-252
実数値:145-63-80-142-96-156
上記のアイアントを置物にしたのちに起点にした試合のみの活躍。
舞うきっかけを作れるようなパーティになってなかったので、検討の余地がある。「舞えたら強い」のは間違いない。ランドロスへの対応策にもなりうると思ったが、いかんせん1/4耐性をもつコバルオンの多さから、選出そのものができないことが多かった。
目安として、蝶舞+色眼鏡+さざめきZはH170-D110程度のラインまでワンパンする。無論1/2耐性持ちはいろめがねで貫通となる。
書いてて思ったが、蝶舞をドガスにバトンでつないだらめっちゃ強そうだ。
NN「イペリット」
マスタードガスの別名
mustard gasでもありmasterドガスでもあるので、最強のオシャボであるマスターボールに入れている。
持ち物:くろいヘドロ
性格:ずぶとい
特性:ふゆう
努力値:164-0-252-36-4-52
実数値:161-85-189-110-91-87
どくどく まもる みがわり かえんほうしゃ
備考:16n+1の最大値 B特化 4振り85族抜き C残り D端数
MVP。
決勝にてHPを1残して受け切った姿に改めて惚れた。
出した試合はほぼ勝っており、構築のコンセプトたる「スカタンクがカットしてマタドガスが受け潰す」を遂行し抜いた。
ヒコウZ型ランドロスが多く、そらをとぶ以外の打点が乏しかったので、まもるを持っているだけで爆発的なアドバンテージがあった。
空に飛び立ったランドロスを追尾する必中どくどくも見れた。
コバルオンを放射で突破することもでき、非常に環境に刺さっていたように思えた。
NN「フロギー」
アンダーテールに出てくるアイツ
持ち物:こだわりスカーフ
性格:いじっぱり
特性:かんそうはだ
努力値:4-252-0-0-0-252
実数値:159-173-85-xx-85-137
けたぐり ストーンエッジ れいとうパンチ ダストシュート
奇襲できれば残数有利が取れて強かったが、読まれると弱い枠。
ホイーガが輝石確定⇒メノクラゲのタスキが見え見え⇒ドクロッグがタスキじゃない
と考えられると、おのずとスカーフが割られがちであるように思えた。
れいとうパンチで無振りランドロス確定1発と、ストーンエッジでドンカラス確定1発を重視して2枠が確定。化石勢などの強力な岩タイプを一撃で持っていきやすいけたぐり、最後は一貫を取ろうとした際に最も誤魔化し範囲が広そうなダストシュートを選択した。
もしもフラージェス等フェアリーを選出された場合(あえて出す性格の人でないとなかなかないとは思うが)、困らない最終手段としても有効だ。
必要なときにキチンと仕事をこなしてくれたのでかっこよかった。
NN「ドリフ」
どっどっドリフの大爆発♪
ドリーフボールに入れてます
余談だけど、ドリボの煙からこいつが出ると、色付きの放屁っぽくて面白い
持ち物:とつげきチョッキ
性格:いじっぱり
特性:ゆうばく
努力値:84-228-60-0-116-28
実数値:189-156-95-xx-96-107
ふいうち おいうち イカサマ だいばくはつ
備考
H:B:Dが2:1:1に近似されるように調整
大概の不一致地震を耐え、スターミーのドロポン程度は2耐えするライン
レート個体の流用なので無駄は少し多い
影の功労者。スターミー等のエスパー枠をおいうちで刈り取ったり、エスパー枠でなくとも準決勝でブーバーンのHPをごっそりおいうちしたり、イカサマでランドの後投げを抑制したり。
だいばくはつの存在により、みがわりやかげふみ系の起点を解除できるのもポイント高め。
コバルオンに有効打がないどころか正義の心の餌にされるのがネックだったので、大文字を入れたいと思っていたが、どれも有用すぎて削れなかった。
裏のコバルオンに悪技を当てたくないときは、対面が超霊でなくともおいうちでケアできる。
以上、構築紹介でした。
7世代最後に毒ポケモンたちが躍動する姿をお披露目できて大満足です。
何か細かいことで質問などありましたらお気軽にどうぞ!
ではでは、最後までお読みいただきありがとうございました!!ノシ