ポックルの対戦記録

とある毒ポケモン使いの考察記録です

バコウモロバレル原案

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冠の雪原解禁前はエースバーン流行により,ダイジェットが来るかキョダイカキュウが来るかの見えない択ゲーのせいでタスキ一択だったモロバレルは,

冠の雪原での環境変化後のランドロスたちにより,ダイジェット対策さえしておけば汎用性が保てることに気付いた。

 

これにより,貴重なきあいのタスキをほかに回しつつ,モロバレルを採用することが出来る。

 

当記事は,そういった環境でのバコウモロバレルの考察と,調整原案を述べるものである。

 

 

☆考察

バコウモロバレルの役割は,相手視点に「ダイジェットで倒しながらS上昇できる」という魅力を押し付けつつ,見えない阻止を行うことにある。

 

これだけだと受動的な採用であるから,採用理由としては弱い。

が,後攻キノコの胞子からの詰みエースという古から伝わるコンボで,攻めに転じることも出来るのが大きい。

 

実例として,モロバレル+アーゴヨンにより,後攻胞子からアーゴヨンを繰り出しわるだくみを積むことで,最速起きを除いた2/3の確率で"無償"わるだくみが通る。

7世代からこのブログを読んで頂いている方々には釈迦に説法だと思うが,あえて再度確認しておく。

 

無償わるだくみチャンスが存在するため,受け系へもこのコンボは強く,幅広い範囲を相手取れるようになる。

 

 

つまり,このモロバレルに求めることを整理すると,

① ダイジェット系へのストッパー

② 積みエースとの連携による勝ち筋

 

となる。

また,胞子以外の技枠は,積みエースに繋いだあとの「さいせいりょく」回復分で戦える仮想敵を考えて選びたい。

 

 

☆調整原案

物理の想定最大飛行打点「ランドロスのダイジェット耐え」を達成するためには,

 

無補正のHB 252-164振り

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が必要条件。

 

ダイアースも同一ダメージである。

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残り92と性格補正をDに充てることで,C+1段階のテッカグヤの珠ダイジェット辺りまで耐えるようになる。

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抜群技でも,無補正252振りのアーゴヨンの珠ダイバーン(かえんほうしゃ媒体)を最高乱数切りで耐える辺りを耐久ラインとして見れる。

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等倍なら,ウツロイドのC+1ダイロック(メテオビーム媒体)辺りを耐久ラインとして見る。

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物理特殊の両者を欲張った,

 

性格「なまいき」

252-0-164-0-92-0

 

が妥当だろうと考えた。

 

Sに下降をかけるのは,後攻胞子のためと、ジャイロボールの威力軽減が大きいためである。

 

技構成は,ナットレイTODになったときに強めな「こうごうせい

HPを確保しながら相手を突破し,裏のダイジェット持ちに備える「ギガドレイン

胞子読みみがわりをケアしやすい「イカサマ

積みのリセットに使える「クリアスモッグ

ウツロイドヒードラン等にピンポイント対策となる「じだんだ

 

こちらもパーティ内での重い相手と相談しつつ決めたい。

 

 

 

☆まとめ

ここから,構築やプレイングと相談して,物理耐久に寄せるか特殊耐久に寄せるかは個人の判断で柔軟に変えると良いと思う。

原案として,調整のベースとして活用できれば幸いです。