【トリックホリック使用構築】Toxic Holic【1700達成】
・はじめに
今回は、公式大会「トリックホリック」に出場した際の使用構築の記事です。
この大会は、普段使っている毒ポケモンの大半が参加できるルールでして、ほぼ不自由なくパーティを組むことができました。
普段と比べて使用できないのが、(メガストーン禁止)とくらいで、そこに空いた穴を埋めるようにパーティを組みました。
・パーティ紹介
持ち物:きあいのタスキ
特性:のろわれボディ
技構成:シャドボ 気合玉 エナボ こごかぜ
実数値:135-63-81-182-95-178
努力値:0-0↓-4-252-0-252↑
メガれないので襷で採用。というか他5枠が確定したあと、襷が余ったのでゲンガーにでも持たせるかぁ、くらいの感覚で入れてしまった。
弱いはずはないが、なんとなくで採用した枠がうまく活躍するはずもなく、ほぼ選出できなかった。
技構成は範囲を取れるシャドボ気合玉、対面性能をあげるこごかぜ、意識でエナボとした。だが、重く見ていたは蓋を開けるとほぼいなかった。
この枠次第で勝率が化けていたようにも思えるので反省しかない。
持ち物:ヒコウZ
特性:すりぬけ
技構成:ブレバ とんぼ みがわり 石火
実数値:161-142-100-*-100-200
努力値:4-252-0-0↓-0-252↑
本大会トップメタのSの高い禁止伝説を上から叩ける枠として採用。
にはブレバ、にはブレバZで確1が取れるので、数値だけ見てこのあたりを取りあえず採用したような構築にはイージーウィンが取れた。
また、とんぼを採用することで襷持ちのの線をケアし、再展開した際に縛るといった動きで安定性を高めた。
みがわりは意識で採用したものの、が飛行半減に交代することで何の意味も為さなくなったので、ラストの石火枠はサイクル意識での羽休めor怒りの前歯にした方が良かったように思えた。みがわり自体は正解だったように思えたが、総合的に見ると技全てが噛み合っていたわけではない。
持ち物:ドラゴンZ
特性:ビーストブースト(S上昇)
技構成:悪巧み 大文字 ヘドウェ 流星群
実数値:148-*-93-179-94-190
努力値:0-0↓-0-252-4-252↑
テンプレアーゴヨン。だけでは範囲が狭く、抜きエース適性としては薄いと感じたので、エース枠として採用。
に対面不利なので怪しいかとも思ったが、BB発動を発動させれば有利不利が逆転するので、遅い取り巻きと対面させてBBさせれば問題なかった。
相変わらずで止まることを見てさまざまな型のを誘っていたが、毎度おなじみの顎がはずれた愉快な蝙蝠が裏に控えているので問題ない。
持ち物:こだわりスカーフ
特性:ビーストブースト(C上昇)
技構成:パワージェム ヘドロウェーブ サイコキネシス ステルスロック
実数値:185-52-67-196-151-155
努力値:4-0↓-0-252↑-0-252
これまた抜きエースとして採用。がとにかく強いので、ウツロイド採用は必然だったが、スカーフを持てばサイキネでを見れるので強いだろうと思いスカーフ型を採用。純粋に地面や鋼が少ない環境なので通りも良く、数値もあるので大活躍だった。
スカーフで固定されるので、交換する場面も多いが、やはりがクッションとして控えているので解決しやすかった。
技枠としては、役割を考えるとこれしかないと思う。サイクル戦になったときにステロを撒かないとジリ貧になる(普段のシングルレートだとメガゲンが居てキャッチする動きが可能であり、サイクル回数が少ないのでステロは諸説ある)
持ち物:しんかのきせき
特性:すりぬけ
技構成:毒毒 はねやすめ 黒い霧 とんぼ
実数値:182-100-134-*-96-85
努力値:252-0-252↑-0-4-0↓
※S個体値0
毎度おなじみの顎がはずれた愉快な蝙蝠。ただし今回はすりぬけ霧で採用。
どうせミミッキュゲーなんだろ?だったら・・・
完 全 に 受 け 切 ら せ て も ら う ぜ
と、どう考えても環境にぶっ刺さっていたので採用。
特性は環境に合わせてすりぬけ。嵌め戦法を意識していたが、案の定猫の手胞子ギミックなどと当たった時に即座に対応できたので良かった。(猫だましを打ってきたヤツは許さないからな)
を筆頭に、、その他諸々とりあえず受けが成立する。スチール急所+七星奪魂腿も1残して耐えた試合があったので、ほぼほぼ受かっていたように思える。
先述のの引き先としても扱い、とんぼとんぼサイクルで襷や皮を破壊してを無償で場に戻す動きは考察段階で考えていたが、実戦でも頻繁に使った。
持ち物:バンジのみ
特性:くいしんぼう
技構成:鈍い リサイクル ちいさくなる 叩き
実数値:212-125-127-*-133-70
努力値:252-0-252-0↓-4↑-0
いつもの要塞ベトベトン。
シャドースチールされると途端に最悪の敵を生み出すので、そもそも採用するかすら悩んでいた。が、がいないパーティに出せば良いだけなので採用。
エスパーは少ないが、多いであろうなどの受け先として必要だったり、単に地面が少ない環境であることからエースとして期待できたりと、採用する理由は多い。
相方のとサイクルを回すことで、対面の問題も難なく解決できたので、選出を躊躇うことはなかったし、積んだあとと対面したらほぼ確実にシャドースチールしてくるので余裕をもって受けが成立した。
総合的に見て、上記のサイクル+エース枠として、+UBという選出が最も安定したように思えた。
・さいごに
この手の大会は、メタ対象が少ない分、普段の並びが使えると安定感がある分優勢を取りやすくて助かります。今回は明確に禁止伝説という強ポケ枠が目立っており、そこに対策していくという形で環境が形成されていくであろうと考えたので、メタのメタを張る、という形で上手くやれたように思います。
さて、シングルレートの方はそろそろシーズンラストですね。まだ1700~1800をうろついているので、そろそろそっちも本腰を入れようと思います。ではでは、S12の構築記事でノシ