ポックルの対戦記録

とある毒ポケモン使いの考察記録です

【雑記】毒統一における無効枠の性質

・はじめに

 

毒統一は、「弱点タイプを無効化できる」という点において、他のタイプ統一と比べても大きな強みを有するが、その2タイプ「地面無効枠の飛行、浮遊枠」「エスパー無効枠の悪枠」には大きな違いがある。

 

毒統一を組む以上、この違いは把握した上で構築したい。

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・本論

結論から言うと、無効枠二種は「弱点無効」という共通の目的があるが、「弱点相手への切り返し」において全く条件が違う。

 

地面無効の飛行タイプは地面に対して一致弱点を突けないのに対して、エスパー無効枠の悪タイプはエスパーに対して一致弱点を突けるという違いだ。

 

飛行枠のクロバット一族からの地面勢への打点はめざ氷、ギガドレインが関の山であり、C70からの不一致技程度で倒せる相手はほぼいないだろう。

 

よって、毒統一を組む上で、ただ単に「弱点無効枠を入れて受けを成立させる」のではなく、「地面エスパーを倒す手段」を具体化していくのが大事だ。

 

さらに具体化し、「地面エスパーを倒す手段」を「環境上位の強ポケたちを倒す手段」と言い換えると、これは環境に刺さるパーティと言えて、統一でなくとも当てはまる理論となる。

が、統一でやっていく以上、「誘うタイプの選出誘導(参考「負の選出誘導」http://panpikkle.hatenablog.com/entry/2017/04/27/193621)

の恩恵は与えたい。だからこそ、地面エスパーを誘って狩る型を採用したい。

 

それを踏まえると、地面への突破手段は無効枠以外の枠で用意する必要があり、

地面等倍である、「草複合」で地面を見たり、「虫複合」に地面への抜群打点を持たせたりする。

(参考「半回復モロバレル」「水Zペンドラー

http://panpikkle.hatenablog.com/entry/2018/01/17/231440

http://panpikkle.hatenablog.com/entry/2019/02/16/172226

しかも、この2匹は地面への抜群打点だけでなく、エスパーにも抜群打点を有する。)

 

逆に、エスパー対策は至って自明で、無効枠を投げて追い討ちすればとりあえずなんとかなる。シンプルだが、これ以外の手法もあるので、創意工夫次第。

 

 

・結論

エスパー対策はエスパー無効枠でわりとなんとかなるが、地面対策は地面無効枠ではない。この2種の弱点タイプとの関係性を把握した上で、突破手段を整理して構築を組む。